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◉詩/虚無に落ちたが

虚無に落ちたが

ブッダは言った
人生の全てが苦である、と。
そして
無我である、とも。

あなたはいないので
人生はない
これが真意か

虚無に落ちた。

夢を見た
夢の中で山に登り
日の出を見た
実に光は私の中で輝いていた

この時、わかった
白昼の太陽も心の中にある、
世界も心の中にあると。

いつの間にか
瀬に浮かんでいた

2019年1月

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