ガンが怖い "慢性炎症"
生体の保護反応の"炎症"のうち、長期間続く"慢性炎症"は症状としては現れにくく、メタボ(糖尿病など)やガン、動脈硬化、認知症、気管支喘息などが発生して初めて判明します。
"慢性炎症"の原因は、「感染、外傷、毒性物質の暴露、自己免疫の破綻」など。
40代以降に急進展しやすく
①免疫力の低下
②体の老化
③肥満(脂肪の蓄積)
これらが原因となり、体のいたるところで発生する老化細胞や細胞の死骸。そしてそれらを攻撃しはじめる免疫細胞。
免疫細胞は"活性酸素"を用いて、異物を攻撃しますが、老化細胞はいくらでもあり、絶え間ない攻撃が続きます。
そして、損傷部位は再生・修復されるのですが、絶え間ない攻撃でコントロール不能となり、デタラメな組織がどんどん増殖してゆきます。
そのため、気道が狭くなるケースが"気管支喘息"。
"慢性炎症"を防ぐ方法は
①抗酸化物質(食材)の摂取
"活性酸素"を除去するために、食材でビタミンCや各種ポリフェノールの摂取
②魚(オメガスリー不飽和脂肪酸)の摂取
青魚に多い "EPA"や"DHA"の摂取
③体の急性炎症(歯周病など)の根治
症状のある急性炎症を放置しない
④ダイエットを行い肥満から脱却
食事療法だけでなく、若返り効果のある運動療法も大切ですね。
⑤暴飲暴食や喫煙、野菜不足から脱却
特に、"感染"による慢性炎症が多くのガンを誘発するので要注意ですね。
★ピロリ菌⇒ 胃がん
★C 型肝炎ウイルス⇒ 肝臓がん
★ヒトパピローマウイルス⇒ 子宮頸がん
★逆流性食道炎(胸やけやゲップ)⇒ 食道がん
★気管支炎⇒ 肺がん
★潰瘍性大腸炎⇒ 大腸がん
★皮膚炎⇒ メラノーマ
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