「動脈硬化と骨粗しょう症」の進行を止める"魔法の成分"
動脈硬化(脳梗塞、心筋梗塞)は、脂肪分の多い食材、甘い物などの過食で生まれる多数の脂肪粒が、動脈壁のすき間に入り込み、ドンドン蓄積しプラークとなります。
さらにプラーク内にカルシウムが沈着して石灰化が進み硬化することで、血管壁の老化(もろくなりヒビワレ)が進行する現象です。
甘い物や揚げ物などが大好きな人だけでなく、糖質制限ダイエットで、脂質をたっぷり摂取している人なども要注意ですね。
また、お酒の過飲は、血管壁をボロボロに老化させるので危険ですね。
このカルシウム沈着によるプラークの石灰化を防いでくれるのが
「マトリックスGlaタンパク質」で、血管で主に作られます。
しかし、ビタミンK2が不足すると、活性化されず石灰化が進行します。
つまり、最後の石灰化を防ぎ、動脈硬化の進行を止める魔法の成分は
「ビタミンK2」
というわけですね。もちろん、動脈硬化の処方として活躍しています。
実は、普段の食生活でビタミンK2をたっぷり摂取できる食材があります。
それは「納豆」。
発酵食品にはビタミンK2は微量含まれていますが、さらに納豆菌はビタミンK2(メナキノン-7)を産生してくれる優れもの。日々の納豆食で動脈硬化を撃退ですね。
注)女性の場合は、納豆は2パック/日 までで、過剰摂取は逆効果です。
さらに、「ビタミンK2」は、骨ホルモンの「オステオカルシン」の活性化にも必須の成分です。
骨粗しょう症を防ぎ、骨密度を上げるには
★足の骨(足の裏など)に衝撃を与える
つまり、ウォーキングやジョギング、ジャンプ、縄跳び、カカト落としなどですね。
足の骨(足の裏)などに衝撃がかかると、骨の細胞の再生スピードが速くなり、骨密度が上がってゆきます。
そして、足の裏(足の骨)に衝撃を与えると骨密度がアップするだけでなく、美肌とダイエット効果のある"オステオカルシン"という骨ホルモンが増加して一石二鳥。
"オステオカルシン"は、血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病やメタボ予防、動脈硬化を防ぐほか、脳を若返らせて認知症の予防など、多くの効果があります。
"オステオカルシン"は、体中のほとんどの臓器や皮膚を若返らせて、機能を改善します。
足の裏に衝撃をかけるだけで、骨密度を上げて要介護や寝たきりを防ぎ、美肌とダイエットも出来るんですから、やらなきゃ損ですね。
さらに増加した「オステオカルシン」を活性化させる「ビタミンK2」は骨粗しょう症防止の決め手ですね。
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