"健康長寿"に「ベスト5食材」/ スーパーフード編P-5
■"健康長寿"に効果のある「ベスト5食材」
を選んでみました。それは
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①水 (1日に1.5L以上の水)
②野菜 (緑黄色野菜と淡色野菜)
③大豆食品 (納豆、豆腐など)
④魚 (特に青魚)
⑤完全栄養食 (甘酒(米麹系)、タマゴ、納豆、バナナ、ヨーグルト)など
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このなかの
⑤完全栄養食 (甘酒(米麹系)、タマゴ、納豆、バナナ、ヨーグルト)など
ですが、これは「スーパーフード」の中に含まれます。
「スーパーフード」とは、特に"栄養や健康効果"に優れた食材です。
その中の「完全栄養食」とは、わたしたちが生きるために必要な栄養素を十分に含んでいる食品のことです。
健康長寿やダイエットには、カロリー計算などではなく、「栄養タップリ」が基本です。そのためには「完全食」を複数摂取するのが最も効果的。どれも安価で食べやすいものばかりですね。
"健康効果"に優れた「スーパーフード」としては、前回までに
P-1「アボカド、ブルーベリー、ダルス、ブラックシード」
P-2「ゴーヤ(苦瓜)、シークワーサー、サツマイモ」
P-3「ゴジベリー、明日葉(アシタバ)、アキグミ」
P-4「ナツメ、バナナ、ニンニク」
をご紹介しました。
今日は
P-5「カニ、甘酒、温州ミカン」をご紹介します。
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冬の味覚! "不老長寿"のスーパーフード「カニ」
冬の味覚の王様の「ズワイガニ」。タラバガニに毛ガニと、どれも鮮やかな赤い色をしています。
そして、この橙赤色の色素の「アスタキサンチン」が、不老長寿?の秘密の元。リコペンやβ-カロテンと同じカロチノイドの一種です。
「アスタキサンチン」は、老化の原因の紫外線などの光刺激や、喫煙による酸化ストレスに対しての抗酸化力はビタミンCの"6,000倍"というスゴさ。
「アスタキサンチン」は、肌を若々しく保ち、肌の弾力性維持、きめの細かさ、シミやシワの改善効果があります。
カニには、良質なタンパク質、アスタキサンチンをはじめ、タウリン、ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、ナイアシン、パントテン酸)、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、マンガン、リン、鉄、亜鉛、などが豊富に含まれています。
タウリン
体内の状態を一定に維持するホメオスタシス機能をもち、眼精疲労にも効果のあるアミノ酸です。また、肝機能を強化してくれます。
悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。
ナイアシン
皮膚や粘膜の健康維持を助ける働きがあるビタミンです。
カルシウムと亜鉛
骨や歯の強化で骨粗しょう症の予防。
カニのカロリーは、100g辺り約60kcal~90kcal程度と、低カロリーで高栄養。
「アスタキサンチン」は美容サプリの常連で、美肌にも最適ですね。
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体を温めてくれる食材No.1 飲む点滴「甘酒」
甘酒、生姜、唐辛子、チョコレート、焼き芋の5つで実験をしたところ、一番身体を温めてくれたのは「甘酒」でした。甘酒を摂取すると身体が全体的に温まり、60分後の体温キープにも優れていました。
冷え性や低体温でお悩みの人には、ぜひ飲んでいただきたい一品ですね。
甘酒は「飲む点滴」といわけるほど栄養と健康効果満点。
また、甘酒には酒粕(アルコール)と米麹(ノン・アルコール)の2種類があります。
"飲む点滴"といわれるのは、米麹(ノン・アルコール)から作られる甘酒ですね。米麹系の甘酒は、病院などでの「点滴」とほぼ同じ成分が含まれています。
実は私は、数年前から「チンしたスペシャル甘酒」を1日に1杯摂取しています。
私の甘酒は、酒粕(アルコール)と米麹(ノン・アルコール)の2種類を混合したもの(森永の市販品です)。
チンしたスペシャル甘酒を毎日飲んでいるので、風邪やインフル、食中毒には無縁な生活です。
"甘酒の健康効果"ですが
①美肌(美容)
善玉菌のエサとなるブドウ糖や、ビタミンB群の働きで肌はプルプル。また、コウジ酸はメラニンを抑制し、日焼け対策にもパッチリとか。
②快便(便秘解消)
オリゴ糖と食物繊維が快便(便秘解消)効果をもたらします。
③アンチエイジング
甘酒の多数の酵素、特にフェルラ酸の抗菌・抗酸化作用で老化防止も。
④高血圧予防(血圧を下げる)
ペプチドにより、血圧を下げる効果があります。また、ショウガと併用すると、さらに効果がアップ。
⑤薄毛やハゲ防止
髪の元となるシスティンが多く、頭皮を守るコウジ酸も含み、薄毛やハゲ防止効果も期待。
⑥ストレス低減効果(リラックス)
甘酒には、パントテン酸やGABA(アミノ酸)が含まれていて、ストレスの緩和効果が。
甘酒は、ゴハンの半分程度のカロリーがあるので、飲みすぎはダイエットには逆効果で、1日にコップ1~2杯程度までですね。
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"温州ミカン"で「メタボ&骨粗しょう症、ガン」対策!
"温州ミカン"に特に多く含まれている「β-クリプトキサンチン」という黄色い色素。オレンジの20倍もの濃度です。
βクリプトキサンチンは、骨を若く保つ働きで有名です。
ミカンをよく食べて(3~4個/日)"βクリプトキサンチン"の体内濃度が高い人は
①骨密度が高く、骨粗しょう症が激減
②メタボと糖尿病リスクが低下。糖尿病の合併症の予防効果
③動脈硬化や肝機能リスクが低下。
④ガン、リウマチの抑制効果
また、ミカンなどの果物の日々の摂取がダイエットに有効とも。
β-クリプトキサンチンは、体内でビタミンAに変換され「粘膜や肌を丈夫」にします。
効果としては風邪などの感染症予防、美肌(アンチエイジング)。
β-クリプトキサンチンは、他の有効成分よりはるかに吸収されやすく、そのため、日本人の温州ミカンを食べる人のβ-クリプトキサンチン濃度は突出しています。
糖度の高い甘いミカンほどβクリプトキサンチン濃度が高いのでねらい目ですね。
ということで、肌(髪)の若返りで、100%リンゴジュースばかりの私ですが、オレンジジュースではβクリプトキサンチンが少なすぎるので、"温州ミカン"を摂取予定にしています(汗)
①健康な食生活の構築
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③総合的な健康習慣
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