食欲(摂食)中枢を眠らせる
前回はダイエット時のリバウンドを防ぐ「食欲抑制」の方法として、満腹中枢を働かせる「楽にヤセる食欲抑制法」をご説明しました。
今日は、さらに効率のいい「食欲(摂食)中枢を眠らせる」方法です。
①血液中の脂肪酸の量が、空腹と満腹を決めます
食事で脂肪(油)の多いものを食べると、脂肪酸のかたち で吸収され、脳の摂食中枢が刺激され、食欲が旺盛になります。
つまり、肉や魚なども、脂肪の少ないものを食べ、脂肪酸の量を低減させ、脳の摂食中枢を刺激しないことが大切です。
②レプチン(食欲抑制ホルモン)の量を増やし、グレニン(食欲刺激ホルモン)を減少させる
睡眠時間が8時間以上なら問題ないのですが、それより短くなればなるほどレプチンの量が減少し、グレニンが増加して空腹感が増加します。
また、睡眠以外では、亜鉛とビタミンEを摂取すると、レプチンが増加します。
③セロトニン(食欲抑制ホルモン)の量を増やし、ドーパミン(食欲刺激ホルモン)を減少させる
脳内で作られるセロトニンも、食欲抑制ホルモンとして働き、必須アミノ酸の「トリプトファン」から作られるので、動物性たんぱく質を豊富にとる必要があります。
また、ドーパミンは、食欲刺激ホルモンとして作用します。ドーパミンは、食べたり、ストレスがかかると大量に作られます。ストレスは過食の元です。
つまり、要約すると
★睡眠時間を8時間程度は確保
★亜鉛とビタミンEを摂取
★動物性たんぱく質(脂肪の少ない)を豊富にとる
ことでレプチンとセロトニンを増加させ、空腹を押さえられます。
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