"ウイルス"で「ガンを治療」
ウイルス使った「ガン治療薬」初の実用化へ
5年生存率10%の難病患者、1年後で92・3%生存。
臨床試験(治験)では標準治療と比べて、1年後の生存率が6倍になるなどの延命効果が示された。
厚生労働省は、ガン細胞だけで増殖する特殊なウイルスを使った悪性脳腫瘍の治療薬「テセルパツレブ」の条件付き承認を了承した。
脳腫瘍のなかでも悪性度の高い「膠芽腫(こうがしゅ)」が主対象。
有望な薬について審査期間を短くする国の「先駆け審査指定制度」の対象となり、7年かけて有効性と安全性を確認する条件が付いた。
「ウイルス療法」の薬としては国内初。
ウイルスの力としては、アフリカで末期ガンの子供が「はしかウィルス」に感染したあとで、ガンが完全に消滅した例も。
岡山大学で開発中の「テロメライシン」は、日本だけでなく、世界各地で、さまざまな固形ガンに対しての治験が進められています。
感染した細胞内で増殖・拡散することにより細胞を死滅させるウイルスの性質を利用してがんを死滅させる治療法が、ガンウイルス療法です。
従来の抗がん剤(猛毒)は、患者への副作用がひどく、体力を消耗させてしまい、70%の患者は死亡してしまいます。
この「ウイルス療法」は、副作用も軽く、抗ガン効果も高く、大きく期待されています。
光免疫療法、コータック(増感放射線療法)、ウイルス療法
と、3本柱が勢ぞろいですね。
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