"腰曲がり"の主因は「骨粗しょう症」
スーパーの買い物で、車から降りた高齢女性の腰が90度近く曲がっていて、運転できるの?と不安になります(汗)
高齢者でも、女性に多くみられるのが「腰から背中が曲がった」腰曲がり状態の人。
背を屈める農業の影響もありますが、主因は「骨粗しょう症」。
特に女性は、閉経前後から、女性ホルモンの分泌量が激減して、骨密度が低下してゆき、70%以上の女性高齢者は「骨粗しょう症」と言われています。
骨密度が低下して「骨粗しょう症」になると、ちょっとしたことで転倒しやすくなります。また、背骨を支える腰の骨密度の低下で、背骨の負担に耐え切れなくなり、背骨が前に傾斜してゆき、「腰から背中が曲がった」腰曲がり状態になってゆきます。
100歳前後の長寿者のほとんどが「要介護や寝たきり」という現実。自分の足で歩ける健康寿命が71~73歳という統計データーには勝てません。
でも、少数ですが、100歳超えてもピンピンしている人がいるのも事実。
健康長寿者は「骨密度が高く骨粗しょう症とは無縁」。
骨粗しょう症を防ぎ、骨密度を上げるには
★足の骨(足の裏など)に衝撃を与える
つまり、ウォーキングやジョギング、ジャンプ、縄跳び、カカト落としなどですね。
足の骨(足の裏)などに衝撃がかかると、骨の細胞の再生スピードが速くなり、骨密度が上がってゆきます。
そして、足の裏(足の骨)に衝撃を与えると骨密度がアップするだけでなく、美肌とダイエット効果のある"オステオカルシン"という骨ホルモンが増加して一石二鳥。
"オステオカルシン"は、血糖値を下げる働きがあるため、糖尿病やメタボ予防、動脈硬化を防ぐほか、脳を若返らせて認知症の予防など、多くの効果があります。
"オステオカルシン"は、体中のほとんどの臓器や皮膚を若返らせて、機能を改善します。
★足の骨(足の裏など)に衝撃を与える(オステオカルシン増加)には
①早めのウォーキング
②ジョギング
③後ろ歩き(1分以上)
④エアー縄跳び
⑤階段の昇降(登りは1段飛ばし)
⑥カカト落とし(室内で簡単)
足の裏に衝撃をかけるだけで、骨密度を上げて要介護や寝たきりを防ぎ、美肌とダイエットも出来るんですから、やらなきゃ損ですね。
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