自己免疫疾患「モーレン潰瘍」で失明!

2020年9月24日 17:45

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　免疫力の低い人や、免疫が暴走した人に起こりやすい自己免疫疾患。

　病気で全盲になり、パートナーの盲導犬を小学校の出前講座で紹介する会社員浅井純子さん（４７）大阪市。
　子どもたちに盲導犬の大切さを知ってもらう動画の制作資金をインターネットのクラウドファンディングで募っています。

　浅井さんは３０歳のとき、自らの免疫が角膜を攻撃する「モーレン潰瘍」を発症。角膜の移植手術を繰り返したが全盲に。
　今は、盲導犬ヴィヴィッドと二人三脚の生活。
　

　自己免疫疾患「モーレン潰瘍」は、自分自身の角膜の細胞(抗原)を自分の抗体が攻撃して炎症を起こし、激しい痛みと視力の減退を起こし、最後には失明することもあるコワイ病気です。

　「モーレン潰瘍」は、50年前までは「不治の病」。
しかし、画期的な手術方法や治療薬が開発されて、完治できないまでも、進行を止めることが出来る様になっています。

　浅井さんの夢は「将来はＮＰＯ法人を設立し、視覚障害者が十分な賃金を得て活躍できる職場をつくりたい」という。

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