「飲酒」で "発ガンと認知症"
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日々の飲酒(アルコール摂取)により、肝臓がアルコールの分解と解毒に酷使され、脂肪肝になります。さらに、肝臓の機能低下は、死亡率やガンの発生率を上昇させます。
また、お酒を飲むと顔が赤くなる人は、さらに肝臓障害は2倍になります。
末期の肝臓がんで余命宣告された知人が2名。一人は酒を断ち、ウォーキングとジョギングの日々で数年・生きられました。食事療法も併用していれば10年は生きられたかも。
もう一人はショックで意気消沈し、酒におぼれて会社も辞めて田舎へ帰省。しかし途中で倒れて帰らぬ人に。
お酒を飲むと顔が赤くなる人(日本人の約半数)は
①食道ガンのリスクが190倍(喫煙習慣アリ)
②食道ガンのリスクが 56倍(喫煙習慣ナシ)
別の調査では、顔が赤くなるタイプでは(飲酒量は日本酒換算)
①1日に一合⇒ 食道ガンのリスクは 30倍
②1日に二合⇒ 食道ガンのリスクは 751倍
③1日に四合⇒ 食道ガンのリスクは1,721倍
顔が赤くならない人でも飲酒量が4合だと、食道ガンのリスクは516倍とか。
お酒を飲むと顔が赤くなる人は、遺伝子的にアセトアルデヒドの分解酵素(ALDH2型)の働きがきわめて弱く、唾液などに高濃度のアセトアルデヒドが入り込みノドの粘膜を損傷させやすく、食道ガンの重大原因となります。
この有毒のアセトアルデヒドは、すい臓ガンや胃がんも増加させます。
食道がんの他のリスク要因は、「喫煙と熱い料理」ですから要注意ですね。
飲酒習慣のある人ほど「脳(海馬)が委縮(小さくなる)」。
「生涯のうちに飲むアルコールの総量」が脳の萎縮と比例し、酒の種類や休肝日は無関係とも。
また、一度萎縮した脳の回復はなく、「記憶力の低下」は認知症への道しるべ?なので要チェックですね。
飲酒によるストレス解消効果よりも、脳(海馬)の萎縮による記憶力の低下で、認知症やしゃべりの異常のリスクが数倍大きくなることが判明。
適量のお酒は血行をよくして健康効果があるといわれていますが、"脳"に関しては極めて有害で
「脳の海馬(認知症に関係)の委縮リスクが3倍以上」
という調査結果が判明(汗)
オックスフォード大学とロンドン大学の研究チームは、適量のアルコールが脳にどのような影響をおよぼすのかを調査。その結果は
①適量の飲酒⇒ 脳(海馬)の萎縮リスク3.4倍
②多めの飲酒⇒ 脳(海馬)の萎縮リスク5.8倍
日本での ②多めの飲酒(飲んべえ?) の割合は男性の15.8%、女性の8.8%。
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