"猫を虐待"していた「信長と秀吉」
いまの愛猫の時代には想像もできない事が、戦国時代には普通にありました。
豊臣秀吉の出した「奈良中の犬猫の捕獲令」では、奈良中の野良猫や野良犬が捕獲されて送られ、槍の穂先をカバーする皮袋に加工されたとか(汗)。
戦場へ向かう歩兵の槍部隊の剥きだしの鋭利な穂先での人身事故があとを断たず、カバーする皮袋が大量に必要になったせいですね。
もっと残酷なのは、やはりイラの織田信長。
鷹狩りが無類の大好き男の織田信長は、ヒマさえあれば鷹狩にでかけて、ウサギやウズラ狩りに精をだしていたとか。
そのため、信長に鷹を献上する大名が後を絶たず、安土城の鷹小屋には常時20羽以上の鷹がいたとか。
問題は多数の鷹の餌の確保。鷹は生餌を好むため、奈良中の猫とニワトリ捕獲が命令されて、裕福な人達はペットの猫を、治外法権のある興福寺にかくまってもらったとか。
捕獲された猫たちは、生きたまま鷹小屋へ投げ込まれて鷹の群れの餌食に。
また、信長が特に気に入り可愛がったのが、岩手の遠野の領主・遠野孫次郎が、海路はるばる献上した「白鷹」。
雪のように白く美しく、どこへいくにも連れまわしたとか。
そのため、遠野孫次郎には、莫大な謝礼と直筆の手紙までしたためたというほどですからね(汗)
戦国時代は、人の命も虫けら同然ですから、猫や犬などは・・
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