肥満(メタボ)で"脂肪過多"➡「突然死」 免疫の暴走とエイリアン脂肪
突然死の場面として多いのが
「入浴時、睡眠中、排便中」
「突然死」
なんと年間で「約10万人」もが、動脈硬化(心筋梗塞、心不全、脳梗塞、脳出血など)等でポックリ死(汗)
味見でカロリー過多のコックさん(調理師)や、美食家などのメタボ傾向の人に、突然死が目立ちますね。私の知り合いのコックさんも40代で突然死。
シェフ(コックさん)や美食家(食い道楽)の突然死の原因は、メタボ化による血液ドロドロでの「脳梗塞や心筋梗塞」が多数。
「糖尿病から脳梗塞や心筋梗塞で倒れ、治療中に誤嚥性肺炎で死亡」というのが多いパターンとか。
若くても関係なく訪れるメタボの突然死。でも、ヘタに救助されると「半身不随や寝たきり人生」が待っているので地獄かも(汗)
肥満(メタボ)で「突然死」の原因は
①"脂肪過多"で免疫が暴走
②"エイリアン脂肪(局所性脂肪)"
①"脂肪過多"で免疫が暴走
メタボの人の脂肪細胞は、「敵がいるぞ」という警告を伝えるメッセージ物質( TNFα )を誤って放出していることが分かってきました。
その結果、免疫細胞が暴走して、突然死も招く動脈硬化(心筋梗塞など)、さらには糖尿病など、さまざまな病気を引き起こしています。
この危険な脂肪細胞のメッセージ物質( TNFα )を抑える最良の方法は、筋肉細胞が発するメッセージ物質( IL-6 )です。メッセージ物質( TNFα )を大幅に減少させます。
筋肉のホルモン「マイオカイン」は、夢の若返りホルモンといわれていて30種類以上のホルモンの総称です。アディポネクチンや1GF-1、アイリシンIL-6 などが有名です。
この"マイオカイン"は、脂肪を分解させたり、筋肉を作り、肌の若返り(美肌)、認知症予防にも効果があります。
マイオカインは「薬」にすると、かなり高額なものになりますが、運動でタダ同然で分泌させる事が出来ます。
このマイオカインを分泌させるには、筋肉に負荷をかける事、つまり筋トレ系の運動が効果的で、特に、下半身の筋肉を使用する "ウォーキングなどの有酸素運動やスクワット" が最も効果的です。
私はインターバル・ウォーキングやスローなスクワットを、週に4日程度は実施しています。
②"エイリアン脂肪(局所性脂肪)"
動脈硬化による「突然死」の引き金となる
"エイリアン脂肪(局所性脂肪)"
食べたあと、余った中性脂肪などは
「皮下脂肪⇒ 内臓脂肪⇒ 局所性脂肪(エイリアン脂肪)」
の順番で体内に蓄えられます。
脂肪の備蓄場所の少ないヤセ型の人がチョビ肥満になると、一番危険といわれています。
エイリアン脂肪(局所性脂肪)は、心臓の内側に付着すると細い血管を出して冠動脈につながります。
この心臓に付着した異物を免疫細胞(マクロファージなど)が異物(ガン細胞など)として攻撃して、毒素を出してこれが冠動脈に炎症を起こし、動脈硬化を急進行させます。
エイリアン脂肪(局所性脂肪)は、痩せれば落とすのは簡単。
①過食をさける
②運動不足を解消する
③睡眠時間の確保
④規則正しい生活をする
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