「長寿者は"肉"の摂取が多い」という誤解の真相

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　「長寿者は"肉"の摂取が多い」という誤解が、一部で広まっています(汗)

　これには三つの大きな誤解があり、真相は
①肉ではなく"タンパク質"の摂取
②肉の摂取の多い欧米は"短命"
③長寿者は"高炭水化物食"

①肉ではなく"タンパク質"の摂取
　長寿者のタンパク質摂取比率は、平均寿命の人たちより3～4%高めです。

②肉の摂取の多い欧米は"短命"
　肉の摂取の多い欧米人は、脂質過多で"短命"というのは常識ですね。
また、加工肉(ベーコンやハムなど)と赤身肉(牛や豚)は、"発がん性"で有名です。

③長寿者は"高炭水化物食"
　沖縄での100歳以上の長寿女性の"健康寿命は97歳"と圧倒的に健康ですが、彼女達は"高炭水化物食"です。
　しかし、穀物主体ではなく、"主としてサツマイモ"が主な炭水化物源です。

　日本全体の長寿者のタンパク質が多いといっても、カロリー比率で16%程度で、主として、長寿者は"高炭水化物食"です。
　沖縄の場合のそれは、カロリー比率で9%程度です。また、タンパク質源は主に魚と卵、大豆で、肉は極めて少量です。

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