「スローカロリー」 "量より質"が重要
日本人の平均摂取カロリー/日 は、1970年代をピークに大幅に減少していて、1,850kcal前後とも。これは、終戦直後の飢餓時代とほぼ同じ数値です(汗)
それなのに、"メタボが大幅増加"という不思議。
その原因は食事の高脂質化が疑われています。ただし、ある程度までの脂質増加にはダイエット効果があります。
もうひとつは運動量、活動量の大幅低下ですね。
■ 同じカロリー摂取量でも、太る食材と痩せる食材があるという事実。
たとえば、同じカロリーの食事でも
①ステーキ肉、揚げ物(フライドポテトなど)、炭酸飲料
②卵、魚、野菜たっぷり、豆腐と納豆、果物のバナナやリンゴ、ヨーグルト飲料
の場合、4年後には①は数キロ太り、②は数キロ痩せています。歴然とした差ですね。
ここにきて「スローカロリー」が人気化しています。
"スローカロリー"とは、「食べ物(カロリー)をゆっくり消化吸収する」というカロリーの量ではなく質に注目した考え方です。
糖質制限を長期間続けると健康障害が60%増という報告があり、大半の人が1年でリバウンド。
そのため、終戦直後の飢餓時代に近い低カロリーなのにメタボな日本人対策に、糖質をゆっくり吸収する方法での健康増進をめざしたのが「スローカロリー」ですね。
スローカロリーの手法は3点。
①野菜など食物繊維の多い物を先に食べる。
②食事を時間をかけてゆっくり食べて良く噛む。
③吸収の遅い食材に代替する。
吸収が遅い食材は、「全粒パン、玄米、食物繊維の多いもの等」。
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