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【一足入魂】しすぎた話

旅行時になるとイメルダと呼ばれる友人います。ある一定の年齢以上の方は有名な元フィリピン大統領だったマルコス氏のご婦人のお名前です。

失脚時に映しだされたイメルダ夫人のクローゼットに並ぶ大量の高級靴があまりにも衝撃で、靴の値段を問わず靴を大量所持している人のことを夫人にあやかって?イメルダと呼んでいます。

友人イメルダは2泊3日の旅行時に5,6足の靴をスーツケースに詰めてくるので、必然といえば必然な二つ名だと思っています。何故そうなるのかを聞いてみたところ、洋服を選んだ後、靴を選ぶのでどちらの靴にしようか迷いに迷って選ぶ時間がなくなり、結果思い浮んだほぼ全てを詰めてくるそうで( *´艸`)

あ…私と逆だ

私は、旅行時には全日共通で履く靴を選び、それに合った服を選びます。天候や行く場所によっては予備の靴を持って行くので、基本履いていく靴以外にはあって1足。

イメルダの選び方も旅行時も毎朝靴を選ぶという楽しさがあるので、それはそれでよいと思っています。毎朝真剣に悩んでいるイメルダは可愛いですしね( *´艸`)

という訳で、私の場合、靴も【一足入魂】になることがあります。数年前に欲しい靴を求めすぎて買うのに5年を要すというなかなかこじれたことをしました。

少々ブーツが痛んできたので、新しいブーツを買おう!と思いながらもピンッと来るものが全く地元ではなく、関西圏や江戸に行った際にも小まめに探していたのですが心に響くこともなく…5年。

その時はある日突然やってきました。

名古屋在住の友人と京都集合をし、日帰り観光をした後、予約している新幹線に乗るまでの30分、暇だしISETANでも…と、フラフラしていました。ポップアップストアにその靴はありました。新幹線到着まで残り15分。これに乗り遅れると最終の特急やくもに乗れないというなかなかの時間。

試着して、支払いをして…マヌカンさん(古っ)が、靴を入れる箱をバックヤードから取ってきます!といってくれたのですが「ごめんなさい、10分後に到着する新幹線に乗らないと家に帰れないので箱はいらないです!!」とショップバッグにそのままブーツを入れてもらい、ISETAN店内と駅を私は全力疾走というつもりの早歩き。友人との挨拶もそこそこに新幹線に飛び乗った…(遠い目)。

LIMI × Dr.Martensのコラボブーツでした。記憶が確かならば「各サイズ5 or 7足製作し、Dr.Martensのショップでの販売は行われなかった」と、試着している時説明を受けたような…。勿論、今も手入れをしながら愛用しています。





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