元夫も私も○○○○○が少なかった。同じ周波数だったと今なら分かります。
私が惹かれた彼は、テキパキと仕事も速く、定時になると颯爽と「お疲れ様です!」と帰っていく人
保育園のお迎えもあるからです。 休日は公園やプールに連れていき、一緒に遊ぶ。 ゲームは与えない。 実家に帰ったら、冬は凧揚げするとか子供の教育を大切にしていました。
一方、私は元夫と、次男が生まれてから夫婦関係がこじれていきました。 特に長男の育て方をめぐって、険悪に。
彼の父親としてのしつけ方が、子供の心を傷つけるように感じ、 そこで激しい口論、やりとりが始まります。
母親に充分甘えないで育ってきた元夫は、 自分と同じ長男に、とても辛くあたるのでした。
これは元夫の生い立ちのきつかったところと思います。
私が父に相談するたびに 「あなたが観音菩薩になりなさい。」(笑)とよく言われたものです。
ある時、何かの拍子で長男が次男を押すと、 まだ1歳ほどだった次男が後ろにひっくり返り、頭を床に打ちました。
「わーん」と泣いた次男は、ケガまではいかなかったもののの、 元夫は激怒。 そして言った言葉は今でも忘れられません。
「そんなに○○(次男)にいなくなってほしいのか。それなら、今から○○をベランダから落としてやる。」と。
私たち家族は、当時マンションの高層階に住んでいました。
青ざめる長男。 瞬間的に
「この子はそんなつもりで押したわけじゃない。そんな言い方はしないで。」と私。
大人にはそれは単なる?「脅し」で、実際にやるわけじゃないとわかっても、 まだ保育園の長男には、どれだけ恐ろしい言葉かと辛かった。
私は元夫に「言い方」を変えてほしかっただけ。
でも元夫からしたら「自分の全て」を否定されたと
感じる構図。
「どうせ自分は悪い父親だからな。」「悪い夫だから。」
これが話し合いになった時の彼の口癖でした。
今思うと、元夫は自己肯定感が少ない人でした。愛されたい人。
そして、それは私も同じ。
彼は攻撃に出る人で、 私は自分を責める人。
当時は同じ周波数とは認めてなかったけれど、
そういう意味で、彼と私は鏡。
同じ周波数だったと分かります。
そして、凹凸のようにぴったり ハマってしまった、、、、
だから 苦しい かみ合わないやりとりが続きました。
そんな時、子育てで悩んでいた私には、
彼がキラキラ輝いて見えたのだと思います。
けして見た目がイケメンとかというわけではないけれど(笑)
優しさと明るさが太陽のように私の心を照らしたのでした。
9年会っていませんが、感謝しています。