ハウスルーラーシップ、2室、6室、10室のルーラーがどこにいるかを調べて、仕事について見てみました
ハウスルーラーがどのサインにあり、どこのハウスにいるのかということについてのハウスルーラーシップについて、また復習しながら、振り返っています。
あるハウスを支配するサインがそのハウスの特徴を醸し出すと、そのルーラーがどこのサインに在中しているかによって、何に対して、そのハウスが興味を持っているか、何に対してだったら最も働こうとするかということを見ることができるわけです。
僕のハウスはこんなふうに関係しあっています。
僕自身の仕事ということをテーマにして、チャートを読んで見るとしたら、やはり基本的には2室、6室、10室がどうなっているのかをみるということになります。それぞれのハウスのサインが何なのか、さらにそのルーラーがどこのハウス、どこのサインに在中しているのか、その流れをみることで、何に向いているのか、何のためなら動きたくなるのかがわかるということです。
僕のネイタルチャートにおいて、2室は射手座です。そしてそのルーラーである木星も2室射手座にあります。ですから、夢や希望を追いかけていくためであるならば、おおらかに幸運を信頼していくので、これというものにはお金を出すことを厭わないかも知れません。
ある意味、発展が発展を産んでいくというタイプと言えますが、浪費癖という部分は気をつけた方がいいかもしれませんね。これと思ったものにはエネルギーを向けていくことで、2室自体を豊かに循環させていくことができるタイプと言えると思われます。そして夢であるとか、希望であるとか、自分が何を望むのかということを大事にするべきだということも言えそうです。
そして次に、6室は牡羊座です。そのルーラーである火星は双子座にありますから、情報を得るためであるならば、挑戦して様々な面倒事を片付けようとするでしょう。
そして火星は7室にあるので、向き合う人に関しての情報を知りたいというのが強いかも知れません。契約者、結婚相手、クライアント、この7室の「あなた」をどこに設定するかで具体的にどうすればいいかが見えてきます。逆に言うと、そこが見えていないと6室も目的を失って、動けないという事になるのかも知れません。
そして。10室は獅子座で、そのルーラーである太陽は獅子座にあります。火から火です。
これはかっこよくないといけないということです。自分はいけてるという気持ちを持ってる必要があるし、僕のことを真似する人が出てくるようなとき、自信を持つことができるはず。
お米を作ることが僕の仕事ではないということ。僕からお米を買いたいんじゃなくて、僕の生き方を知りたい、生き方が世界を動かすということ、それが僕のキャリアにつながるということになる。
それが火から火へルーラーが行っている人の10室の有り様という事になるわけです。
もし地のサインにルーラーが行っていたならば、物を作るとか、物を売るとか、身体に関わるようなことを仕事とすることがむいているという事になります。
もしそれが風であったならば、そういう生き方のためのノウハウなどの情報を伝えていくということがキャリアということになります。
そして、もしそれが水であったならば、実際にどうすれば変わっていけるのか、やり方を伝えたり、具体的にやってあげたりということも含まれてくると思われますね。
僕の場合は火から火に行っているので、理念とか、生き方とか、信念とかをキャリアとして生きていくというのが合っているということをチャートが示しているということになるわけです。
これらの情報は5月くらいの時点で、講座の中で学んでいたことでしたが、今またあらためて復習しながら、あああ、そうだったという感じで、とても新鮮な感じて、入ってきています。
そうそう、そして最近わかったことですが、今住んでいる小川町にリロケーションしたチャートでは、10室のカスプの位置が変わり、ハウスルーラーの流れも変わることがわかったので、あらためてそれで読み直したらどうなるのかと思って、やってみました。
リロケーションしたバージョンでは、10室は獅子座と乙女座の支配を受けることがわかりました。なので、ルーラーは獅子座に対しては太陽で変わりませんが、乙女座のルーラーの水星も見ていく必要が出てきました。
水星もまた獅子座にありますから、やはりこちらのルーラーも回帰先は獅子座という事になります。
ですから、このルートは地から火ということになりますね。そして、この場合、水星は獅子座ですが、ハウスとしては9室となり、そのカスプは蟹座という事になります。
獅子座的なキャリアに並行して、乙女座的なキャリアというのも見えてくるということですから、地から火へのキャリアが見えてきます。
9室は蟹座ですから、共感してくれそうな人たちに僕の水星をシェアするというようなことがキャリアとしてあり得るよということでもあるようです。具体的には何かを教えるというようなことは、星的にもあり得るという事になります。
また、リロケーションのチャートの場合、太陽が10室ではなく、9室という事になるので、火から水のラインが見えてくるんですね。これも生き方や、具体的なやり方をシェアするというようなことが見えてきます。
元々の誕生地でのネイタルチャートと今住んでいる場所にリロケートしたチャートでの微妙な違いというのがあったので、今回ちゃんと見直してみました。どちらかというと、リロケーションしたチャートで見る方が、具体的なことが見えてくる感じがします。
2室、6室については変化がありませんが、4室、5室、9室、10室、11室については大きく変化しているので、それらのハウスに関しても、また後日、何がどう変わったのか、検証してみたいと思います。
しかし、あらためて、講座の内容についても振り返って見て、10室獅子座であることの意味などを感じることで、自分を理解が深まったような気がします。
明日で、ミカミポーラさんの中級講座は最終日となりますが、なんだかさびしいですね。もっともこの先も勉強は続けますし、他の講座にエントリーするかも知れませんが、とりあえずの区切りの時が明日なんだと思い、感慨深いです。