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ただ身体そのものになる

原初舞踏に惹かれたのはこういうことだと思った、今日の最上さんのポスト。

「ただ身体そのものになる」というところ。

神も女神も観音も聖母も仏陀もキリストもシバもカーリーも天皇もマルクスも出てこない。

「ただ身体になる」ことはもっとも基本的なことでありながら、もっとも難しいことでもある。

特別な何かになったり、神秘的な何かに奉納したりって、結局は対象化の道でしかないということなんだろう。

僕自身、さんざん奉納のための踊りを目指してきたけれど、それだからこそ挫折もしてきたんだろうと思う。対象化する限り、絶対に到達できない領域というのが「身体」にはある。

今取り組んでいることは、ほんとうにとりつく島がないようなところもあるんだけど、何よりも清々しいのがいい。そして一歩進むごとに、何かがごろっと落ちて景色が変わるという感じ。

ほんと、何をやってるんだろうね。適切な言葉が全く浮かんでこないのが「原初舞踏」という感じなんだ。

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