四次元時空と四次元空間の違いについて
ヌーソロジーに関してのYouTubeの動画を見ました。半田さんが四次元時空と四次元空間の違いについて語っておられます。
この話を聴くと、四次元時空と四次元空間の違いについて理解することが、今という時代を理解するためにも、必要なことなんだということが、よくわかりました。
人間性というものは、四次元空間に由来すると言えるのかも知れませんね。今は四次元時空という落とし穴にはまって、人間性が失われていく、まっただ中にいるということなのだと思います。
四次元時空で世界を見始めると、人間は切り刻まれて、存在を失ってしまいます。
魂の居場所としての四次元空間が見えなくなってしまった結果、すべてが数量化されるようなことになってしまったわけです。
数量化の先にあるのは没個性であり、すべての人間も社会的リソースとして、ナンバリングされ、管理されるという思想が生まれてしまったのだと思います。
今、まさに起こっていることの、おかしさの根っこに、四次元時空という概念が絶対化してしまったということにあるのではないかと思いました。
四次元空間を見失った科学至上主義による弊害が見えるようになった今だからこそ、ようやく本当の意味での科学的態度として、四次元空間の再発見が必要な時なのだと思います。
おもしろいと思うのは、それが相対性理論と量子論を矛盾なくつなげる、新たな視点の獲得ということにつながり、それこそが人間の本来の進化の方向を示すということだと思います。
また、四次元空間の中に、仙道とか、魔術的な要素もあるわけです。それは霊性というところですからね。四次元時空で切り取ってしまうと、魂の居場所まで削り取ってしまうという事になるのでしょう。
今、まさに数字至上主義となってきてしまったことの根っこにあるのが、アインシュタインの登場による、四次元空間思想の駆逐にあったというのは、本当に皮肉なものだと思います。
しかし、それもまた、人間が通るべき課題というようなことなのかもしれません。
それにしても、この課題、人間はクリアできるのでしょうか? 世の中の動きを見ている限り、非常に危うい状況だと思えてきます。