#8 卵巣腫瘍と虫垂炎の手術を受けました
アラフォーにして初めての入院、初めての手術。
経緯についてはこちらで読んでいただいた方が早いので割愛しますが、虫垂炎の発症が9月、そこから5ヶ月、漸く手術していただけました。
いやーやっとですよ、やっと。でも仕事納めていよいよ入院するって日のあたり、実は手術日が来てしまったぁ、という恐怖感の方が大きかったのです。
今回は腹腔鏡手術。婦人科の先生に卵巣の腫瘍を摘出していただいた後、炎症を起こした虫垂を外科の先生に切除していただきました。診療科を跨いだ手術なので、イレギュラーと言えばイレギュラーか？
どちらもそこまで難しい内容ではないと聞いた上、あらゆる人に「眠ってる間にあっという間に終わるから！」と言われていた訳ですが、当人としてはそう言われても、という感じだったのが正直なところ。本当に情けない話、前日夜はろくに寝付けず、当日の朝なんてとんでもない緊張で手の震えが止まらなかったのです。
実際どうか。「眠ってる間に終わるから！」は本当だったか。
「麻酔入れますねー」の声掛けがあってほぼすぐ記憶がぷっつり。気づけば手術が終わってた…というかほぼ起こされた。体感あっという間なのは間違いなかったです。
そこから手術時間1時間何分とか看護師さんがやりとりしてるなー、BGMのオルゴール曲が確実にSnow Manだけど何の曲だ？いやだめだ全然頭が回らないな、何か聞かれてる気がするけどちゃんと答えられてる？と思いながらベッドで身内と対面しつつ病室に移動したのは間違いなくて。そこからの記憶もあるようなないような、程度にはぽやぽやしてました。そこまではよかった。
麻酔切れてから地獄すぎません？？？
少しとは言え腹にメス入れた訳だから当たり前なんですけど、表面にある傷も臓器に入れた傷も痛いし。寝返りどころじゃないし。点滴とか尿管に入れる管とか血栓防止の足のポンプのコードとか邪魔すぎるし。酸素マスク意外と苦しいし。手術中に入れたガス？の影響で腹も苦しいし。そんな状態でまっっっっったく寝付けないし。
スマホすら見る余裕なくて（デジタル式の置き時計持っていけばよかったと後で思った）看護師さんが定期的に様子見に来てくれた時に時間聞いたりした訳なんですけど、大体2時くらいかと思ってたら1時だったとか、結構絶望した。とにかく早く朝が来て欲しかったし、いろんな管を抜いて欲しかった。なんていうか…延命措置とかを拒否する人たちの気持ちが少しだけ分かった気がしました。当事者からしたら「短期の手術入院で治療出来る程度のやつが理解できる訳ないだろ」と言われても仕方ないと思うけど、本当に短期でもキツい。こんなのに慣れるものじゃないし、慣れたくない。健康第一が身に染みた数日でした。
文句を垂れたものの、邪険にした管の類は、点滴以外術後24時間を待たずに取れ、それどころか入院から1週間を待たずして退院まで出来てしまったのです。いきなり普段の生活に戻れる訳じゃなく、自宅静養期間を挟みますが、入院から退院までの展開が思った以上に早い。腹腔鏡手術は回復が早いとは聞いていたものの、そのスピード感に脱帽です。
今も1日1〜2回痛み止めを飲まないとしんどかったりはするものの、先日自宅静養から行動範囲を広げてもよい話はしていただいたので、家事だけじゃなく少しずつ外出したりでリハビリしていきたいなと思っています。職場復帰前に出来る限り保険の手続きとかもしておきたい。
術後の経過確認ももう少し続くみたいなので、もう少し頑張ります。
あ。実は腹腔鏡手術を受けるにあたって、真っ先に先生に相談した事があったのですが、それについても気が向いてかつ筆が乗ったらnoteに書き連ねてみようと思います。
とは言え、これも本当にイレギュラーなので、需要はそこまでは多くないと思うんですよね。笑
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