大きくなったら赤い口紅を
昨夜、小学生の息子と4歳の娘と、テレビで無人島のバラエティをみていた。
「無人島に行って1日生活するなんて、よっぽど思い切って決めないと私もあなたたちも一生しないんだよなぁ」
そんな風に思ったことをポロっといった。
娘はジュースを飲んでいて
息子は「そっか」と言った
私が
「私が子どものころに赤い口紅と大きなピアスがしたかったんだけど」
「まだ早いな。もう少し大人になってからにしよう。って思ったの」
「で、気付いたらさ。大人になって何年もたっていて。
今度はもう少し若い時にやっておいたらよかったな。って思ったの」
「だから、思いついたことは“はやい”なんて思わないで、したらいいと思うよ」
子ども過ぎて似合わなくっても、失敗してもよかったのにな。
やっちゃえばよかった。
そんなことはいくつもある。
気付いたら今度は「年だから」と言って、やり残していくのだ
次の世代のあなたたちには、今やりたいことをやってほしい
「今やったらいいじゃん」
「買ってきたらいいよ」
「やらないなんてもったいないよ。やったらいいじゃん」
小学6年生の息子。
なんかそんなことを言われたがおぼえていない。
そうだよね。お互いにやりたいことやろうねー!
なんて言って、またテレビを見て3人で笑った
朝起きて、みんなをおくりだしてから、ポーチの中の1番色の濃いリップを塗ってみる
悪くないかも。
いつの間にか、大人になってたんだなぁ。私も、
息子も。
息子に「話してよかった」なんて日がくるなんて。
時間が過ぎるのも悪くないわ
週末、今の私の年齢に似合うような大きなイヤリングを探そう
きっと、あの頃より、似合う私になれてるはずだ
そう思えるようになった。
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