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パーソナルカラーとは・黄み肌ブルーベースの正体
1980年代に『あなたに似合う色を見つけましょう』というキャッチフレーズと共に、アメリカから日本へやってきました。
その言葉の通り、パーソナルカラーとは、『似合う色』のことです。
対象を人に特定したカラーコーディネートで、その人が持っている色素と調和する色、その人をより魅力的にみせる色のことを言います。
その『似合う色』は、赤や青、などの単純な1色では無く、共通の特徴をもった色のグループで表します。
色のグループは、
春 スプリングタイプ (イエベ)
夏 サマータイプ (ブルベ)
秋 オータムタイプ (イエベ)
冬 ウィンタータイプ (ブルベ)
の4分類が基本です。
これは春夏秋冬のイメージで似合う色を決めるのでは無く、お顔に与える色の影響を診断し、色彩学に基づき理論的に説くことが可能です。
パーソナルカラーの決定は、今は主に、カラードレープという色布をお顔周りに当てる診断が一般的ですね。
『似合う』という評価は、客観視した第三者の評価で決まります。
パーソナルカラーを学ぶ中で、色の識別力を訓練した人の80%の評価は『似合う』色の正解になり得ると、教わりました。
私自身も、お客様が全体の80%の人から『似合う』と評価されるような診断をしています。
ひとつ注意していただきたいことがあります。
肌の色に近い色=パーソナルカラー ではありません!
雑誌の特集記事などでも多いのですが、肌が色白でピンク寄りだとブルベ、とか、日焼けしているからイエベ・・・血管の色がどうのこうの・・・
これらは、そうとは言い切れないと断言できます。
(こういう記事を目にする度、それを信じてしまうかもしれない読者のかたが可哀想だなと悲しい気持ちになります。)
人によって、似た色(肌の色に近い色)の効果が良い風にでる場合もあります。
肌馴染みや調和感は、共通性のある似た色で得られることもあるでしょう。
ですが、悪い風に出ることも、当たり前にあります。
例えば、お肌が青白い方にブルーベースの色を合わせると、お肌の青みをさらに強調することになります。
逆に、黄みのある色を合わせて血色を良く見せた方が、美しい場合もあるということです。
お肌が黄色っぽい方に、イエローベースの色を合わせると、肌の黄色みをさらに強調します。悪く反応すれば、お顔を膨張して見せてしまうでしょう。
こちらも逆に、青みのある色を合わせて血色を抜き、お肌を白くみせたほうが、美しい場合もあるのです。
その人をより魅力的にみせるためには、その人が持っていない色を補うことが必要なこともあります。
これがいわいる黄み肌ブルベ ・黄み肌ブルーベースの正体です。(黄み肌ブルベ、AKB48指原莉乃さんのtwitterでのつぶやきで有名になりましたね。)
色には過不足を調整する働きがあります。
パーソナルカラーという言葉をよく目にする機会が増えましたが、言葉だけが先行してしまっているのが目につくのも事実です。
正しい情報を常に学びながら様々な角度から分析・診断をしてくれるカラーリストさんを見つけたいですね。
angelicaflora kyoko
angelicaflora 色彩にこだわった美と花のサロン
【色彩】あなたににぴったり似合う色・パーソナルカラーを正確に診断・分析します。
【美】診断したパーソナルカラーを活かし、あなたをより美しくみせるパーソナルカラーに基づいたメイクアップのアドバイスをします 。
【花】プリザーブドフラワーを使って美しいフラワーアレンジメントを作ります。
※前回の記事に、スキがついて嬉しかったです♡ありがとうございました。
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