2016

南国みたいなプール 午後の陽射しが気持ちいい

16歳 全てが刃に見えたね
痛かったね

言葉にしたら消えてしまうものが多すぎるから、
ぼくは口を閉ざした。孤独だから天才になれた人。
世界を整形したら光が差し込むと思った、
闇は切り裂かないとずっと闇のままだからさって、
どうしてそんなに煙草に火をつけるような感覚で言えちゃうの。

好きって言葉を嫌いになれる才能なんていらないから、ぼくの素足をきらきらと光る海に浸していたい。イクの我慢してたから生きるのが超気持ちよくなった。

あきらないで よかったね

その優しい声が誰の声かわからないまま死んでゆく、
それがきっと、ぼくらの生きる世界線にとっては、
最も美しく、そして最も切ない最高の嘘。

君が選ばなかった道は全て間違いだったんだよ。
たとえそうでなくたって、ぼくは言い続けます。

泳ぎ疲れて顔をあげたら、ほら、流星群。

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