学生時代

幼稚園時代
小学生時代
中学生時代
高校生時代(高2の2学期から不登校→入院→中退)

はっきり言って、全然楽しくなかった。

行かなければいけないから行く
やらなければいけないからやる

それが前提としてあったから学校へ行っていただけ

友達関係というのも、複雑だった

本当に仲良くしたい子とは
誰も知らない所で仲良くしていた

何故ならばわたしとその子が仲良くしていると
邪魔をしてくる奴がいたからだ

普通のいじめとは少し違う
特殊な環境だった

わたしはその人間に完全に振り回された

何故か常にことごとく人格否定され
その子よりテストでいい点を取れば嫌味を言われ
だけど他の子に対しても僻みっぽく
わたしに他のクラスメイトの愚痴を聞かせて、共感を求めてくる

田舎だったのでクラス替えも無く、幼稚園から中学卒業までほとんどの生徒とずっと同じクラスだった

正直本当に消えて欲しいと思っていた

おまえさえいなければ平和なのに、と思っていた

他の生徒はわたしが嫌な思いをしていることに気づいている子もいたけど
別に助けてくれることもなく
なんとなくみんなその子と関わるのが面倒臭いから
わたしに押し付けている感じはどこかあった

わたしはもはや誰のことも心から信じられず友達と感じることも出来なくなって

自分の世界に逃避することで自分を保っていたのかもしれない

家族にも一切話さなかった

高校で君と別の進路へ進み
わたしは次第に君の存在を無視するようになった
学校帰りにたまに君がわたしを待っていて
君は話しかけようとしてきたけどわたしはもうどうでもよくなっていたので君の存在を無視したね

高校の友達には、そんなわたしを見て冷たい人間だと誤解されるし、君は本当にわたしにとって邪魔な存在でしかなかった

せっかく憧れの高校に入ったのに
中学の厳しすぎる環境から一気に怠惰で遊びたがりの人間ばかりの環境になって、わたしも溶け込みたいと思いながらもどこか馬鹿になりきれず
楽しみたかったけど上手く適応出来なかった
中学は周りはみんな勉強命でお互い競争し合うような、堅苦しい環境だったから
中学なんかよりずっといい友達と出逢えたけど上手く付き合っていくことが出来なかった

幼稚園の頃からずっと変な人間に執着され続けていたので、自分を出すことが出来なくなっていた

彼女がわたしに対してどういう感情を持っていたのかわたしは正直未だに理解することが出来ない

ただ、彼女は家庭環境で傷つき
自分の心の影に振り回されていた人間だったのだと漠然とそれを理解したのが17歳ぐらいのことだった

カウンセラーに「影の現象学」という河合隼雄の本を教えてもらって、内容は難しく、ちゃんと読んだわけではなかったけど心の影に振り回されている、傷ついた人間であるということは何となく理解した

彼女のおかげでわたしの人生も人格もめちゃくちゃになった

高2の冬、わたしが閉鎖病棟に3ヶ月入院し
自分の進路も見失い
文字を書くこともろくに出来なくなり
本を読むことも
薬を飲んでも眠ることもろくに出来なくなっていた頃
リハビリをしながらのんびり療養して
今後のことをゆっくり考えていきたいと思っていた頃

君はわたしの家にやって来て
一人で来るならまだしも
自分を庇ってくれる人間を引き連れて
少し脅えながらやって来た時は
ゾッとしたよ

君は直接わたしには何も言わず
代わりに連れてきた男子が
「おまえどうしててん。心配したぞ。
これからどうすんの?」
って威圧的に聞いてきたけど、
わたしは何故か咄嗟に
「イギリスに留学して、心理学を学ぶよ。」
と出鱈目な嘘を吐いた。

君は何も言わずわたしにメールアドレスの紙を差し出してきたけれど

わたしはその夜、
「おまえのせいで死ぬほど苦しんだ」
とだけメールをして連絡先を削除した

それぐらいの復讐許されると思いたいし
事実なので。

自分も我慢して反抗できなかったこととか
自分にも落ち度のようなものはあったとしても
君はわたしにとって悪魔のような存在でしかなかった

どう接したら君はわたしを傷つけるようなことをするのをやめてくれるのか、どうしたら君は本当にわたしを受け入れてくれるのか、正直中学まではそのことで頭がいっぱいだった

勇気を出して君の存在を突き離していれば
何か違ったかもしれないね

わたしは怖れすぎていた

あなただったら突き離せますか?

帰り道も同じでクラス替えをして離れることも出来ないその悪魔を

でも、一番ゾッとしたのはその後のこと

何やら風の噂で彼女が第一志望の大学に落ちて浪人したことを知った。(彼女の母親は塾の講師で彼女も勉強の成績は優秀だった)

そして、そのあと中学の頃わたしが漠然と行きたいと言っていた外国語大学に入学し、スクールカウンセラーになったと聞いた。

まさか、

わたしがあの頃、「イギリスに留学して、心理学を学ぶよ」

と言ったから、外国語大学に入学してスクールカウンセラーになったのか…?

と、ゾッとしたのを覚えてる。

そんなことなかったとしても
何となくなぞられた気がして気持ち悪くなった。

君は一体、わたしにどういう感情を抱いていたんだ?わたしのことが羨ましかった?妬ましかった?
何としてでも潰したかった?

理解に苦しむ。

わたしにはこういう背景があるので
人間関係、得意じゃないし
普通に平和な人間関係を築くということに
未だにどこか恐怖心がある。

学校なんて行きたくなかった、それが本音であり、
教師からもいい扱いは受けていなかったので
本当に学校によって心を病んでしまった、と言い切ってもいい。

親には心配掛けたくなくて
どこかおおごとにされたくなくて
一切言えなかったというのも
大きな失敗だったと思う。

このような過去を背負っているのは
形は違ってもわたしだけじゃないと思うし 
学校によって人生奪われてしまった人は
きっと、たくさんいるよね。

色々ありつつも今は今で幸せにやっているけど
赤裸々に綴ってみたいと思ったから書きました。



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