個別教育支援計画 どう思う？
支援級に通うお子さんや通級に通うお子さんに作成される支援計画。親が色々書き込んで、面談で相談して〜と要は子供プロフィールを作ります。
今日はこれの事についての体験談です😁
何それ？と気になった方は↓見てね
個別教育支援計画体験談
小難しく書いてありますが、要するに子供の事を知ってもらうためと先生達が支援が行いやすいように子供の取説を作るのです。
園の頃に凸凹ちゃんは診断を受け加配対象となったので初めて作ったのは園時代。
とても細かく凸凹ちゃんを見て、凸凹ちゃんが学校生活で困らないように先生方は知力を尽くし作成して下さった宝物です。
内容は特性特徴がきめ細かく記載されていて、虫眼鏡じゃないと読めないんじゃ……と思うほど。
小さな可愛らしい字で凸凹ちゃんが生活に困らないようにという先生方からの想いが随所に散りばめられていると感じました。
母としてはそれだけで涙腺崩壊。
ありがたや、ありがたや〜。
これで小学校も安泰。
思ってたなぁ〜(((壊ﾟ∀ﾟ)))ｧﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬﾋｬ
この時の私に物申す。
油断禁物 落とし穴はすぐそこですよ〜。
小学校の個別教育支援計画
支援級にも入れたし、春休みも勉強したし、園児の時より楽になるはず〜♪( ´▽｀)ﾙﾝﾙﾝ
4月入学当初から問題発生。
母の気持ち→なんか変じゃない？園の心のこもった個別支援計画出してるし大丈夫だよね？
様々な事を頭の中でぐるぐる🌀考えに考えた結果
↓
これ、読んでないんじゃない⁉️
はい、問い合わせしました。
口頭で色々問いかけてみた結果。
ほぼ読んでない。
読んだのは、一・二行。
私の涙を返せ〜！！！
ちなみに母はウィスクの結果や、心理士さんが作成した"どのように凸凹ちゃんを扱うと良いか"の説明まで全て添付。
親の意見も大事だけど医療機関のプロがこうすると良いよ〜というアドバイスは無視して通れないもの!
という事で、母は鼻息荒くしながら医療従事者や保育所訪問等支援の資料を全てコピーし添付。
さらにそこからわかりやすくまとめた箇条書きをこれまた添付。
てんぷてんぷてんぷ………天ぷら揚げるかのようにコピー機に大事な物を詰め込んで、皿に盛り付けではなく冊子に盛り付けしてまとめた書類。
読んでねぇ。
かすりもしてねぇ。
だから会話も噛み合わねぇ。
いやいやいや、沢山詰めちゃったしね。
ここは、読んでねってお願いしよう……。
数週間後……。
変わらねぇ。
読んでねぇ。
返事だけだねぇ。
気がついたら凸凹ちゃん、腹痛発症。
そうだよね。
読んでないから支援や配慮がゼロ
何ならマイナスだよね。
そりゃぁメンタルやられてお腹痛くなるよね。
覚醒前の母。
迷走奔走空回りしてたなぁ。
そしてようやく小学校での作成時期になったけども……。
個別って意味知ってる？
小学校での作成時期が訪れ、私も記入して欲しいと言われた物を手に学校訪問しました。
そして出てきた書類に目を通すと、既に計画内容が記載されていました。
あれ？園の時は相談してアレコレやっていこうと話をした上で記入されていたけど……できてる？
相談なし？決定事項なの？
書類を見て動揺した母にさらなる衝撃。
チャイムがなったら席に着くようにする
次の授業の準備をして授業が始まるのを待つ。
ん？👀
何これ？🤔
いやいやいや🧐あれ？
数秒脳内がバグりました。
そして速攻
「無理ですよねこれ、もっと実現可能なものにして頂けませんか？」
もうここで私はキレてたと思います。
(脳内が忙しく怒ってます↓)
なぜ、キレたか。
今までの提出書類を読んでいれば、こんな的外れな支援計画にはなりようがなかったから。
これまで、提出書類の読み返しをお願いしたのが記憶にあるだけで三回以上。
しかし全てスルーされていた事が明確にわかった事。
そして何より、これができる子なら支援級に入ってない。
一年かけたってできるかどうかわからない目標を一学期の学期目標にされて、とうとうキレました。
しかし表面にはそこまで出ていなかったのでしょう。
「これが一年生の一般的な目標ですが」
返された言葉でガソリン注入ヽ( 🔥∀🔥)ﾉ ﾌｧｲﾔｰ
どこの一年生の目標なのよ？
これ、個人に向けた計画じゃなかったんかい？
という事で、結果大荒れ。
この時にはすでに凸凹ちゃんがストレスで腹痛、頭痛がくるようになっていました。
不登校になるのも時間の問題と考えた母。
そこで、ヨネスケ召喚。
もう無理よと。
しゃもじの代わりにペンと大きな分厚い手帳を抱えて参戦したふくよかなヨネスケ。
そこで計画書は時間をかけて作ったよ。
でもできたの六月の中旬か終わり。
一学期の目標、もう終わるけど、達成できるのかしら？
となった母でした。
結局果たされなかった支援計画
前の記事に書きました。
支援級は当たり外れがあると。
だから支援できる能力がそれぞれ違います。
結果、希望は通らず教頭と協議して、担任が見れる範囲の目標にしようと決定。
母が思うのは支援級に在籍してようが、何だろうが先生達だって無理な事は無理、できないんです。
だから、できる範囲でやっていきましょう。
無理は続かないから。
継続する事が何より良い支援につながります。
こんな風に考えています↓
先生だってできない事はできないと言って良いんです。
だって不可能を可能にするってハードル高いよ？
そんなハードル上げしなくていいの。
できる事をしてくれたら感謝なんだから。
でも、先生方ってできないって言えない。
言ってくれたら、民間で助けてくれる所を探すとか別の手段を親は考えるから言って欲しいんです。
全部学校にやって欲しいなんて、そんなおこがましい事思っていません。
役割分担大事よ〜😁
それにね、子供が一年生なら親も一年生。
小学校の教師のできる範囲、さらに支援級の支援範囲は自身が経験がない為その平均や常識もわからない未熟者なんです。
だから………
できないと言ってくれないと期待するし、断られなかったらできる事として親は認識しお願いします。
でも言ってくれないから齟齬が出て不満になる。
親の求めている事
先生に無理をして欲しいわけじゃない。
無理な事は無理と言って欲しい
思いつきで行動しないで欲しい
書いてある事を読んで欲しい
書いてある事を守って欲しい
(できるって言った事ね⤴︎)わからない事は確認して欲しい
親の考えや切実な求めがたくさん込められたのが支援計画書なんですよね。
言葉で上手く伝えるのは難しいから、何時間もかけて考えて書いている。
でもその書をどれだけの先生が見ているのか。
なぜか、それを目にしていないはずの支援指導員さんの方が実は支援が行き届いていたり丁寧だったり愛情感じたりと本当に矛盾を感じるのが支援級です。
結局行政がやりましょうというのでやっている。
これが正解な気がしてならない母です。
扱いにくい子というレッテルで見られないように無い知恵を振り絞り、少しでもご迷惑をおかけしないようにと親も心を込めて書く計画書類の一部。
何のためにあるのか。
誰のためにあるのか。
今一度考えて欲しい。
そんな風に思いました。
※みんなが皆んな、見てくれない訳じゃないと思います。
支援計画を読んでる人ってどのくらい？
母の巻き込みで前の学校では2年生の丸一学期まで合計8人の教員の皆様にお世話になりました。
(1年生の時は途中交代で担任が2名います。)
担任(支援級3名通常級2名)
教頭
特別支援コーディネーター
教務主任
読んでくれたなと手応えを感じたのは2名です。
8人いて2名。
これが私なりの感触。
そして転校先の学校では主に動く人間を最初から私が絞る形でお願いしました。
話が前の学校より通じなかったから。
関わった人数は5人。
読んだ人数は今対応して下さっている2名。
内容を読んでも理解している方は一名。
あんなに心を砕いて、書き連ねた書類。
読んでくれないのなら、書かせないでほしい。
だって哀しくなるから……。
自己判断するなら面談もいらないよね。
だって言葉を汲んでくれないから……。
………と、言うと思いました？
言わねぇよ？(￣▽￣)
それ言ったら本当に読んで下さらないですよねぇ〜
( ∩՞ټ՞∩) ﾝﾌ～～何なら呪文唱えてやるっ！
羊の団体でもふもふ襲撃するぞっ！
羊の毛、脂でギットギトで獣臭も半端ないんだぞ！
どうだ？読む気になったかめぇ？
とまぁ、冗談はさておき、当時は本気で読め読め思ってました。
今はこうしてネタにする余裕も生まれるくらい、諦めがつきました。
しかし、哀しくなるのも本当だし、呪いの言葉を吐き出したくなるくらい頭抱えていたのも事実です。
でもね、重く抱えすぎてたら、やっぱり疲れるので読んでくれたらラッキー✌️と思うくらいにして、その読んでくれてるなっていう方に相談とかをするようにしています。
そうしたら呪いの言葉が感謝の言葉に変わって、母も子もふわふわ言葉で先生の話が楽しくできるようになります。
今ちょうど作成時期の方。
読んでくれる人は一人はいるから、その一人のために宝物のような大切な言葉を届けましょう。
大変ですけど頑張りましょうね😊👋
ちなみに、我が子にはこんな配慮をお願いしたいです！という時に参考にすると良いサイトを見つけたのでリンク貼ります。
合理的配慮を求める場合、支援級でも
「これしてプリーズ」
と具体例を挙げて言わないと案外通じないみたいです。
下のリンクの中の最終ページに合理的配慮の具体例がちっさい字で載ってますので、参考までにどうぞ
https://junior.litalico.jp/assets/doc/personality/hattatsu/consideration/handbook.pdf
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