
夕暮れピクニック
CDショップへ駆け込んで、鼻歌で小さく口ずさむ 恥ずかしかった割にうまく伝わらない
そんななんだっけこの曲ってのも今じゃアプリで検索出来たりもして、もやもやも一発解決 便利な世の中になったもんだとデジタル万歳なのも承知な反面、どうしてもアナログ路線を抜け出せぬわたくし
この間ラジオから流れてきた曲がほんにほんに良かった まずその曲を最後まで聴き、アーティスト名を紙の端っこに書き留めた
即試聴出来るしデジタル購入という選択肢はもちろんあるのだけどCDで注文を入れた 数日待つのも楽しみのうちだ ちなみにカナダのAndyShaufというシンガーソングライター
異国の静かな夕暮れの海岸でピクニックしているような音楽だ 伝わりづらいたとえだがそういう感じだ
南仏にいるとき家族や友達とそういう浜辺の時間が実際にあった 日本にはありそうでないひと時の過ごし方だと思った
CDが届くと紙のジャケットだった 昔紙ジャケ好きだったなとか懐かしい自分のことも追憶
手触りがあたたかくてしっくりくるのは今も変わらずだった
沈む夕日 夜の入りをじっと見届ける
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