棺桶から甦った人
カルエちゃん
蜘蛛の巣写真、素敵ですね
わたくしも過去に何度かトライしたことあるんです 実は石垣と蜘蛛の巣の取り合わせがすごく相性いいんですよ でもなかなか上手く撮れないんだこれが
8月になりまして、夏のギア数段階アップした感じです 太陽本気出してきたよね
昨日だったか室内にいたとき、本能的に危険な毒っぽい匂いが部屋中に突如充満しました
焦って出所探したらどうやら外からだった
知らぬ間に急な雨がざっと降っていたようで、熱波にさらされたアスファルトからもわわんと独特のにおいが発せられていたのがそれでした
かつてない未体験の香り=毒臭で、すごいあたふたしたのです なんか漏れたかテロかと思ったわ
記憶の中の雨のにおいって、軽くほのかに暖まった道路などに降った際に漂うもんなんですね
雨のにおいが毒のにおいって 地球の変化を直に肌で感じ取りしみじみしちゃいました
ところでこんな酷暑の中、敷地内に草取り作業が入りました こちらがお願いするというか、あちらから頃合いを見計らい勝手にやって来るシステムです こういうの田舎あるあるね
メンバーはその時その時で若干違いますが、今回はこの中にすんごく細身のかなりのおじいちゃんがいらっしゃいました
いやいやいや危ないでしょこの暑さの中、立ってるだけもしんどいのに って心配極まりすかさずツッコミ入れちゃったナターシャ
しかしおじいちゃんは満面の笑みで言いました
「私は一度死んだ人間です 病院で死亡確認もされて、葬儀の手配もされて、棺桶まで用意されて そこから甦った人間です」
そりゃすごい
「だから強い」
ってその理屈はどうかと思いましたが、うまく言い包められました
とにかく笑顔が素晴らしい菩薩様のようなおじいちゃんで、束の間爽やかな風に吹かれたようでした
達観
いつかは行けるかしらその境地 無理そー ナターシャ