❛Ben❜が流れ出した瞬間
カルエさん
「初めて行った街の八百屋」とありましたが、初めて行った街で八百屋に寄ってみる、かつ人参を貰ってくるあなた様の生きる力に感服いたしました ニジコの太もも魅惑的 どちらもなんてたくましいこと!
さて明日になれば忘れてしまうであろう、でも心に引っ掛かる出来事を記しておきます
取引先の公認会計士の方が本日自宅にやって参りました このご時世にわざわざの自宅訪問 何かやらかしてしまったのかと思いました
礼儀正しく思慮深い人物です いつもビシッと細身のスーツを着こなし、靴もピカピカです
大したことのない要件でした 電話でいいのではと内心思いました さっさと用事が済んだ後、さようならのタイミングで彼は言いました
「最近小豆に凝ってまして」 この変化球どう打ち返しましょうか とりあえず無言で微笑んでみました あずきあずき
「あんこ作りもやっております」そうですか 小豆から育ててるんですかと聞いてみました
「和菓子職人の方と知り合いまして日々あんこ練ってます」 なんだかとっても嬉しそう でもわたくしの問いに適合してはいません
その後延々あんこの魅力を嬉々として語り、手土産を置いて去って行きました
この流れだと、手土産は確実に手作りまんじゅうだな 戸惑い、恐る恐る箱を開封しました
わっ
ごりごりの洋菓子、かつ買ってきたやつ(心の片隅で安堵)
その人のギャップに触発されて恋に落ちるといいますが、色々な衝撃が一度に襲いかかり、本日10歳老けました
その時に背後に流れ出した音楽がBenです 幼少期のマイケルが歌う名曲 歌詞を聴いたら尚更泣けます マイケルの憤りや悲しみが憑依しそうです
わたくしの場合どっちがベンでどっちがマイケルということもないのだけどね
でもBenを今宵ぜひご静聴願います ナターシャ
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くすっとふふっとなれるような日記を、西から東、東から西へと毎日(ほぼ)やりとりしています
本日もぜひ少しの時間、のほほんしてってください
かるえ&なたーしゃ