二学期が終わりました。
私のマレーシア大学生生活が去年八月に始まってから、八か月も過ぎました。早い早い。
昨日期末試験が終わり、今一か月間の休みに突入したところです。
私の中で変化した、学んだなと思えること!
1 性格が明るくなった
2 英語を発することに対する恐怖心がなくなった
3 友達や家族の有難みに気付いた
4 なんだか度胸がついた
5 過去を振り返るばかりでなく、今を生きられるようになった(これは今もなお気を付けていること)
6 授業にちゃんとついてってる!
7 自分のキャパシティーや容量が分かってきた
まず、二学期目に入りようやく友達ができました!!!ロシア人の子とインド人、そしてモルディブ人の子たちです。残念ながらまだローカルマレーシア人の親しい子はいないのですが、前の学期よりも人と関わるということに積極的になれたと思います。
以前の私は、友達と出かける時間なんてない!とむきになって、学校と練習室と自宅、というサークルから一切出ませんでした。友達との関係って、少なからず妥協を伴うと思うんです。自分に完璧に合う子などいなくて、育った環境や経験から来る考え方の違い、性格の違いは必ず人と人の間にあります。
その違いを受け入れ、その中で自分を削りすぎずに人と関わる、ということが以前の自分にはできませんでした。私は私のモノサシしか持っていなくて、他人のものを理解する興味もなくて、"友達にはこうであってほしい"という基準に当てはまらない人に対して簡単に縁を切ろうとする、もしくは自分に合わせてもらおうと必死になる。とかね。
私の大学、HELP大学というのですが、この大学の心理学部はグループワークを主としています。入学式の時、Dr.に「一人で何かをする方が速い。でも、みんなで協力する方が遠くまで行ける」と教わりました。
正直、当時の私は、
"いや、私は自分の能力の限界や強みをよくわかっているし、他人の力なんてなくとも自分の中で完結できる。音大辞めてマレーシアの大学に来られたのも、完全に自分の力"
と反抗気味でした。然し、やはり留学生として、どうしても人の力を借りないといけない場面はしょっちゅうです。毎日です。はい。
マレーシアの子たちは、「人を助けなさい」と学校で教わってきたと言います。困っている子がいたら手を差し伸べる、そういった文化です(少なくとも私が感じる範囲では)。
マレーシア人の友達に一つ質問すると、100は教えてくれます。人によっては200。授業で分からなかった場所を聞くと、その全ての授業を最初から最後までしてくれます。笑
人ってひとりでは生きられないよな。その有名な台詞を実感した1,2学期目でした。
また、過去を振り返って自尊心を保とうとしがちだった私。
心理学部には、苦しい経験を乗り越えて今を楽しく生きようとしている人がたくさんいます。未来は今から作る。どんな自分になりたいかは自分次第、だよね。
上手くいかない事が続いては、いいもん、私ピアノ上手いし!みたく過去に自惚れていた自分を大変反省しました。
マレーシアの子は基本的に、自分の感情に素直で、正直で、楽観的です。表面上は少なくともそう見えます。だからこそ、その人たちが苦しい経験をしてきただなんて想像もできなくて、入学当初は自分ばっかり不幸だ、だなんて考えていました。
そんなことない!!
みんなそれぞれ、人生は大変で、傷のない人なんていない。でも、ずっとその傷ばかり振り返っていたら「そんな人生も丸ごと楽しむ」機会を放り投げていることになる!!!
私の未来は今の自分次第で、いくらでも変わることが出来るって信じています。ということで、何かアクションを起こそう!とした結果、
次の学期、新入生のお世話係に選出されたのと、明日から学童みたいなところでバイトします。緊張するけれど、以前の自分だったら絶対に手を出さなかったこと!なのでワクワクしています。
たっっっっっっっっくさんの思い出と経験がこの二学期にはあって、書きたいこともたくさんあります。ただ、書いていて私日本語力低下した?と感じてしまっております。日本人1人、毎日の生活で日本語を発することはないし、読書も英語の本を読んでいるし、、、最近翻訳機使わなくても授業を理解できるようになってきたし、、で頭から捻りだそうとしても語彙が出てこない。。
この休みの期間は日本語の本でも読んでみようと思います。