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【3ステップで学ぶ】職場での影響力=変化への気づき


今朝の配信ではこんなお話をしました。

髪型の変化は気づきやすい。
髪切った?
と聞かれれば、自己重要感が高まる。
あわせて好意の返報性が働き、相手はこちらの意見を取り入れやすくなる。
つまり、相手の変化に気づくことが自分の影響力につながる

っておハナシでした。

本記事では、じゃあ、具体的にどうやるの?っていう方法論をお伝えします。
全体の流れとしては、

①What?|なんの変化か?
②How?|どうやって気づくか?
③How?|どうやって伝えるか?

の順序で解説していきます。

①What?|なんの変化か?

しょっぱなから何よりも大切なことをお伝えします。
それは、なんの変化に気づくか、テーマを決めることです。

これは普段の注意がどこを向いているかによって、向き不向きがあります

例えば、私の場合は見た目の変化が気になるタイプです。
よくテレビ見ていても、誰と誰が似ている〜とかよく言っています。
言いすぎて、妻に面倒くさがられるくらいです。
そんな私だからこそ、髪型の変化に気づくことは、息をするように当たり前のことなんです。

しかし、みんながみんなそうとは限りません。
そこで、変化というものを、もっと大きく捉えてみましょう。

例えば行動。
前回と違う行動をした後輩に対して、
「お、前回と変えてみたんだね!何かあったの?」
とか。

例えば持ち物。
いつもと違うネクタイをしてきた上司に対して、
「ネクタイ新調しましたか?お似合いですね!」
とか。

自分の興味が強いものにフォーカスすることから始めてみましょう。
全部の変化を捉えよう!と欲張らないことがポイントです!

②How?|どうやって気づくか?

続いてはどうやって気づくか、という具体的な方法です。
配信の中でもお伝えしたのですが、結論からいうと、
「自分は◯◯に気づく人」と信じることです。

根性論かい!
って突っ込まれるかもしれませんが、信じることは大事です。
人間は1日中、膨大な量の情報を浴びているので、無意識のうちに情報の取捨選択が行われています。
(じゃなきゃ、目から入ってくる情報だけで頭がパンクしちゃいますね)

この「無意識のうちに」というのがポイント。
自分は◯◯に気づく、と言い聞かせると、〇〇が自分ごととして認識されて、無意識のうちに◯◯の変化を探すようになるのです。
例えるならば、〇〇に関するアンテナを張るようなイメージでしょうか。

これは、カクテルパーティー効果とも言われます。

カクテルパーティー効果とは、たくさんの人がそれぞれに雑談しているなかでも自分に必要な事柄だけを選択して聞き取ったり、見たりする脳の働きのことです。 パーティーのざわざわとした騒音の中でも会話相手の声を判別できることから、この名前がついたと言われています。


③How?|どうやって伝えるか?

最後にどうやって伝えるか?
ここまでは自分の中で完結していましたが、気づきを相手に伝えることで初めて目的が達成されます。

気づいたことをそのまま言えるような関係ならばいいですが、職場ではなかなかそうもいかないもの。
気を悪くしたらどうしよう、という不安も生まれます。
こう言われたら気まずいしなぁ、と、二の足を踏んでしまうことも。

そこで、相手のリアクションをいくつか想定して、対する返答も考えておきましょう。

例えば、髪型の変化の場合、

「え、なんでわかったの?」
→第一印象でさっぱりしてお似合いだなぁ、って思ったんです。
「そうなんだよー似合う?」
→もちろんお似合いですよ〜!
「いやー、切りすぎちゃって…」
→切りすぎちゃいました?気にならなかったですよ〜
「え、切ってないし…」
→あら!そうでしたか?いつもよりさっぱりしててお似合いだなぁ、って思ったんです。

みたいに、4パターンくらい作っておけば、十分対応はできるかと。
ポイントは絶対ネガティブにならないこと。
相手の気持ちに寄り添って、散髪という行動を褒めるイメージ。

「自分のことに気づいてくれた」
ということだけで、相手は安心感と信頼感を寄せてくれます。
この法則を信じて、まずは一歩、観察から始めてみましょう!


以上、影響力向上のための方法についてのシェアでした。
たった一言が、職場での人間関係を劇的に変えますので、ぜひ意識してみてください!


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