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【サービスチーム#3】サービスチームというマルチタスクの環境で働くスタッフが得ているものって?

※画像はいつか泊まってみたい星のやバリ


こんにちは。あんでぃです。

『おもてなし産業をかっこよく』
を合言葉に、星野リゾートの働き方の特徴であったり、
現場で働いていて感じることなどをお伝えしていきます。

さて、ここまでは星野リゾート独自の働き方でもあり、公式サイトにて組織文化として紹介されている「サービスチーム」についてご紹介した上で、お客様はどう感じるのか?というテーマで、仮想宿泊体験から想像してみました。

今回は、実際に働くスタッフはどう感じるのか?というテーマについて考えていきます。

みんなサービスチームをどう思ってる?

本題の前に、先日の社内会議のオハナシ。
星野リゾートでは組織文化の一つとして、「Flat & Mature culture」というものを掲げています。
一人ひとりの意見を尊重し、議論していくプロセスを大切にするという考えのもと、全員参加の会議を定期的に行なっています。
先日の会議で、こんな投げかけをしてみました。

サービスチームによって得られる機会・チャンスとはなんでしょう?

今読んでいる方も、すこし画面から目を離して考えてみてください。
マルチタスクで、さまざまな業務をこなすスタッフにとって、どんなチャンスが転がっていると思いますか??


誰の視点に立つかでさまざまな意見がでてきた

この問いかけにさまざまな回答がありました。

顧客からの視点
スタッフからの視点
会社からの視点
メディア(新聞・テレビ・WEBメディア)からの視点

視点を変えればさまざまな意見がでてくるんだなぁ、と改めて感じました。
顧客目線ではスタッフの応対に対してポジティブな意見が多かったこと。
スタッフ目線では働き方・キャリアに関しての意見や、自己成長・他者理解などの意見が見られました。

普段仕事をしていて無意識に感じていることを言語化したり、
同僚の違った視点からの意見を聞くことで、
改めてサービスチームの可能性を実感できたように思えました。


私が感じているサービスチームの1番のメリット

かくいう私も、サービスチーム(マルチタスク)については10年間考え続けてきました。
正直なところ、短期的に見たらそれぞれが一つの業務をこなした方が、覚える仕事も限定されるので、学ぶ時間も短縮されます。
作業効率も上がることで、収益も上がります。

でも、そのような縦割りの仕事(シングルタスク)では得られないものがあります。

それは一言で言えば、「仕事を楽しむ」ということ。
仕事を楽しむとは、
新しい仕事を覚えて、自分の成長を実感できること。
新たな自分・自分の知らない能力を発見できること。
さまざまな業務の理解が深まることで、お互いがフラットな立場で議論できるということ。
お客様に聞かれたことや要望に、即座に対応できること。
さまざまな業務の課題から、横断的に打ち手を考えられること。

どんなことでもそうですが、
やらされる作業より、自分で作り出した仕事をしている方が、充実感を持つことできると思うんですよね。

ただ、このような得ているものって、意識しないと忘れてしまう。
忙しい毎日の中で、シングルタスクの方が楽だ!って思うこともあります。
なので、サービスチームによるチャンスは、ことあるごとにチームメンバーに言葉にして伝えるようにしています。


『おもてなし産業をかっこよく』
あんでぃでした。


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