あんでぃ|星野リゾート

温泉旅館ブランド界 玉造 12年目/おもてなし、コーチング、星野リゾートの変わった組織文化・働き方・マーケティング/好き⇨出雲文化、読書、歴史、神社、旅、瞑想 ※投稿内容はあくまで個人の見解です

あんでぃ|星野リゾート

温泉旅館ブランド界 玉造 12年目/おもてなし、コーチング、星野リゾートの変わった組織文化・働き方・マーケティング/好き⇨出雲文化、読書、歴史、神社、旅、瞑想 ※投稿内容はあくまで個人の見解です

マガジン

  • 【働くヒトの体温を上げる】共同運営マガジン

    • 1,061本

    「働くヒトの体温を上げる」ための共同運営マガジンへようこそ! <こんな方におススメ> ・経営や仕事のヒントを見つけたい ・働く時間をもっと有意義にしたい ・自分の成功体験・失敗体験をみんなに共有したい そんな方々が熱い方々が集まる共同運営マガジンです。 <投稿ルール> ①「働くヒトに関わること」を投稿してください ②記事を見て体温が上がったら「スキ」を押してください ③記事を見て体温が爆上がりしたら「コメント」をしてください ④体温を上げてもらいたい人を見つけたら「フォロー」をしてください もっとnoteでワクワクしたい方、ぜひご参加お待ちしております! 参加はこちらの記事のコメント欄より↓ https://note.com/happyline4/n/n6e22ad0d9946?magazine_key=m54b868a8e31b

  • おもてなし産業の徒然日記・コラム

    おもてなし産業における日々の出来事や感じたことを綴っています。

  • 星野リゾートの働き方

    星野リゾートの多様な働き方を紹介するマガジン

  • 星野リゾート活用方法

    星野リゾート施設利用を考えている方向けに施設情報を様々な角度から提供します!

  • サービスとおもてなしについて考えよう

    12年間の接客経験からおもてなしについて綴ったマガジン。

最近の記事

仕事に意味を与える? 「大切なこと」を言語化する質問に答えてみた

教科書通りの経営をする星野リゾートでは、さまざまな書籍を教科書として運営に落とし込んでいます。 先日、教科書として読み込まれているこちらの書籍をゲットしました。 心理的安全性という言葉の意味を誤解していたなぁ〜と、いろんな意味で常識を打ち破ってくれた興味深い一冊でした。 読んでみての気づきはおいおいご紹介していきます。 さて、この書籍の中で、面白い効果がありそうな質問が投げかけられました。 本日はその質問内容と、私が実際に答えてみて感じたことをシェアします。 「大切なこ

    • 旅のテンションを上げてくれるノーコード人材はいずこに?

      以前、島根県内の友人がノーコードのコミュニティ作りに奔走していた。 主婦層などの方々が隙間時間を活用し大活躍しており、地元新聞でも取り上げられていた。 「いつでもどこでも仕事ができる」ということが魅力なのかもしれない。 ノーコードとは、簡単に言えば、プログラミング言語を使用せずにシステム開発を行うこと。 便利な世の中になったものだ。 そして、星野リゾートでもノーコード人材を募集している。 新しいことをどんどん挑戦していくような会社には、ノーコードのように短期で開発できるシ

      • 蟹漁解禁!蟹食べ行こう。

        松葉蟹漁、解禁!!! 界 玉造に、ついにこの季節がやってきました。 毎年11月2週目から3月2週目くらいの4ヶ月間、山陰沖では松葉蟹漁が解禁となります。 ちなみに松葉蟹とは、山陰沖で取れるズワイ蟹のことです。 よく、紅ズワイ蟹と混同されますが、全く違うのでご注意を。 界 玉造では蟹のコースを三コースご用意しています。 花がしっかり開いたお刺身は見た目も美しい。 甘味を堪能できる焼きがには水分を閉じ込めるこだわりの焼き方で。 揚げ物も蓋物も蟹の創作料理をご用意。 杉板の香

        • お客様とは会話をしている?対話をしている?

          「会話」と「対話」の違いって、言われてみればちょっとモヤッとしてますよね。 同じようで全く違うことを最近知りました。 違いを簡潔にまとめると、 お客様と接するときにも、 同郷だったり、同じ趣味を持っている方だったりして会話が弾んだ! なんて経験は誰しもあるのではないでしょうか。 しかし一方で、会話が弾んだにもかかわらず、大して印象に残らない場合もあります。 もしかして、それは「会話」だけで終わってしまったからではないでしょうか? 対話ができると印象に残る? 先日、滋

        マガジン

        • 【働くヒトの体温を上げる】共同運営マガジン
          1,061本
        • おもてなし産業の徒然日記・コラム
          23本
        • 星野リゾートの働き方
          8本
        • 星野リゾート活用方法
          9本
        • サービスとおもてなしについて考えよう
          17本
        • 星野リゾートx組織文化
          23本

        記事

          教える機会が多いのは星野リゾートの戦略の一部かも?

          こんにちはあんでぃです。 神在祭も近づき、神様たちの足音が聞こえてきそうな島根県。 我が旅館、界 玉造では神様に喜んでいただこうと、神楽を毎日演じております。 つい最近、大切な後輩たちが、神楽デビューを果たしました。 デビューしたのはどちらも女性スタッフです。 演技初日とは思えない堂々とした舞っぷりに、なんだか親目線で目頭が熱くなってしまいました。 かつては女人禁制の神楽も多かったようです。 男性が女性役をいかに女性らしく舞うか、というのが神楽の醍醐味でもあったわけで

          教える機会が多いのは星野リゾートの戦略の一部かも?

          入社12年目で新たな挑戦をしていきます

          こんにちは、あんでぃです。 実は今、入社12年目にして、初挑戦の業務に取り組んでいます。 なんだか久々にワクワクしてます。 今回挑戦している業務、それは新しい宿泊プランを企画することです。 企画自体はいろいろと経験させていただいたのですが、今回のような大掛かりのものは初めてです。 ここ数日は寝ても覚めても頭の中は企画のことでいっぱい。 島根の職人さん方にご協力いただいたり、社内の広報やマーケティング担当の方にご意見いただいたり、とプロジェクトマネジメントなるスキルがちょ

          入社12年目で新たな挑戦をしていきます

          神在月、日本の神様は出雲に集まって何をしているの?

          こんにちは、あんでぃです。 本日は謎深い「出雲」に関する豆知識のご紹介いたします。 日本では、旧暦を使用していた頃、和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の和風の呼び名を使用していました。 睦月、如月、弥生、、、、 という月の呼び名のことですね。 さて、この中に不思議な月の名前があります。 10月の神無月(かんなづき)です。 神様がいない月。 どうしていなくなるかというと、全国の神様が出雲の地に訪れるから、と言います。 よって、出雲地域だけはこの月を神在月(かみありつき)

          神在月、日本の神様は出雲に集まって何をしているの?

          今年の冬は何かが違う。界のご当地楽の進化を刮目せよ!

          こんにちは、あんでぃです。 先般、「星野リゾート LIVE 2024 秋」オンラインプレス発表会が行われまして、さまざまなニュースが飛び出しました。 個人的にも注目する内容ばかりだったんですが、その中でも特にお伝えしたいのはこちらのニュースです。 界全施設でご当地楽が冬の進化バージョンに! 今や界の名物となったご当地楽。 地域の文化や伝統を界らしく、 「王道なのに新しい」 体験ができるようご用意しています。 例えば、、、 界 別府(大分県・別府温泉)では、デジタルアー

          今年の冬は何かが違う。界のご当地楽の進化を刮目せよ!

          後輩を褒めない。でも、モチベートする。

          こんにちは、あんでぃです。 今日はふと気づいた、後輩社員へのモチベートについて綴りたいと思います。 お客様と楽しそうに会話をする後輩 先日、お客様の館内案内をしている後輩社員を見て、ふと思いました。 「あ、いい笑顔しているな。」 男性お一人の旅行でしょうか。 大浴場の利用時間などを案内しながら、二人でにこやかに会話をしています。 傍から見ると、決められたサービスを提供するスタッフ、といった感じには見えません。 久々に友人と再会したかのよう。 彼女のほほは嬉しさで緩んでい

          後輩を褒めない。でも、モチベートする。

          日々、インバウンドゲストと接していて思うこと

          星野リゾートではサービスチームと言う働き方をしています。 旅館運営に欠かせない、清掃、調理、サービス、フロントといった様々な業務を全てのスタッフが担当します。 界 玉造の施設内には、島根の地酒を40種取り揃えた日本酒バーがあります。 もちろん日本酒バーも様々なスタッフが担当します。 本日は、外国人のお客様を接客した時のお話しをば。 上海からお越しで、日本酒バーに来店したご家族。 英語が得意な御子息と酒談義に花を咲かせることとなった。 今までの日本酒の体験を聞いてみる

          日々、インバウンドゲストと接していて思うこと

          今すぐできるマーケティング活動

          こんにちは、あんでぃです。 島根県の温泉旅館にて、旅行者の方々と繋がり始めて12年になりました。 エキサイティングな日々を送れているからかもしれません。 長いようで短くも感じます。 さて、この12年間、ずーっとやり続けている、自分なりのマーケティング活動があります。 それは、お客様にこのような問いを投げかけることです。 「何がきっかけで島根にいらっしゃったんですか?」 「何がきっかけで界 玉造を選ばれたんですか?」 理由には大きなヒントが隠れている なぜこのような

          今すぐできるマーケティング活動

          誰もが知っているあの映画のワンシーンを体験してきました

          こんにちは、あんでぃです。 最近はもっぱら出雲地方に伝わる「たたら製鉄」に魅了されております。 休日には、遺跡を巡ったり、博物館に通ったり、鉄打ち体験をしたりと、たたらにどっぷり浸かっております。 たたらとは、要するに日本古来の独自の製鉄方法なんですね。 技術の結晶とも言われる日本刀は出雲の鉄がなければ生まれなかったかもしれません。 私は歴史が大好きです。 出雲の歴史を探っていく中で、「鉄」が果たした役割が非常に大きいことに気づきました。 日本刀が大きく普及していく中世

          誰もが知っているあの映画のワンシーンを体験してきました

          モーニングルーティンを3ヶ月継続してみたら…

          みなさんは朝起きたら何をしますか? ・とりあえずトイレへ ・コップいっぱいの水を飲む ・窓を開けて深呼吸 ・スマホを眺める 人それぞれ、ある程度決まった朝のルーティンがあるのではないでしょうか? 今日は私の朝のルーティン(モーニングルーティン)、瞑想のお話を。 朝はギリギリまで寝ていたい人だった と、モーニングルーティンを語る前にかくいう私も、朝は弱かった。 仕事の日は家をでる3-40分前に起きて、 適当なシリアルなどをかっこみ、 ギリギリの電車に駆け込む。 二

          モーニングルーティンを3ヶ月継続してみたら…

          日本で一番外国人が少ない場所に住んでいます。

          「電車に乗ったら周りは外国語だらけ。もはや海外にいるような気がするよ。」 特に都会から来られるお客様からこんな言葉をよく聞きます。 コロナ禍を乗り越え、空前絶後の円安状態。 インバウンドの旅行者が増えるのは当然のことでしょう。 訪日外国人県別データ さて、そんなご時世に興味深いデータを見つけました。 観光庁が公開していた2023年の県別訪日外国人宿泊数。 なんと、私あんでぃの愛する島根県は最下位でした。 そこで、こんな呟きをしてみたら、プチバズりしました。 コメン

          日本で一番外国人が少ない場所に住んでいます。

          提案力から生まれるWin-Win|床屋さんで接客について考えた③

          床屋さんでの接客を目の当たりにして、接客のコアスキルとは?をテーマにした連載最後の3本目です。 前回までで、 観察力と想像力 質問力 について綴ってきました。 しっかりお客様の行動を観察し、お客様の心理を想像する。 そしてさらにお客様の潜在的なニーズを掘り下げるための質問をする。 そうすることで浮き出てきたお客様の心の叫び… これに応えるには? というのが今回のテーマです。 あなただからこそ提案できる解決策は? 最初の例に戻ります。 ある日、床屋さんはお客さんより

          提案力から生まれるWin-Win|床屋さんで接客について考えた③

          どうやって隠れたニーズを引き出すか|床屋さんで接客について考えた②

          前回の床屋さんで考えた接客スキルの続編です。前回はこちら。 初老の男性が理髪師に白髪染めについて質問していたけれど、本当の願いは 【汚く見えないようにしたい】 だったということ。 そして、接客業において、大切なスキルは観察力と想像力であること。 しかしながら、その他にも大切なスキルはあると私は考えています。 声にならない願い 久々に床屋さんを訪れ、鏡の前に座った見慣れた自分の顔を見つめる。 (はぁ、ボサボサ頭で白髪が目立つなぁ。また娘に嫌な顔されるかなぁ) 昔は「

          どうやって隠れたニーズを引き出すか|床屋さんで接客について考えた②