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脳梗塞のリハビリ迷走記録(ワールドウィング編 その1)
自主リハビリの迷走
2022年6月に脳梗塞となり、同年9月に退院。入院期間は約3か月。
同様の病気で入院中の人達から、「普通の人と変わらない」と言われるほどに回復した。
実際に不自由な面もあったが、生活してゆけば自然と治っていくだろうと勝手に判断し、退院を申し出た。
入院中は不自由なこともなく、資金面でも不安はなかったが、コロナ禍の閉塞感もあった。コロナ禍でなくとも友達がいない自分への面会はなか
脳梗塞のリハビリ迷走記録(PNF編 part2+プール爆上げ編)
PNFによる治療(トレーニング)
基本的な治療の流れはリハビリ病院のものと同じで、まず体の状態を診て(歩行の姿勢、寝た状態での触診等)、緊張が強い箇所をほぐした後に、機能していない箇所(筋肉・関節)のトレーニングを行う。
自分の場合は歩行の際に骨盤の右側(麻痺側)が遅れ、右足を回しながら前に出し、右肩が下がりながら開くという、典型的な脳卒中患者の歩き方(ブン回し)であった。こうした症状は、体幹
脳梗塞のリハビリ迷走記録(PNF編 part1)
2024年現在、一番頼りにしているところ
PNFとの出会い
脳梗塞となって1年を少し過ぎた頃の2023年10月ころに、身体の改善に進歩が見られないことに対して、もはや普通のこととして受け入れている一方で、もどかしさも感じていた。また、秋という寂しさがつのる季節と気温に敏感な脳梗塞の後遺症もあるのか、気持ちは落ち込むばかりであった。
自分の場合は、右麻痺といえども普通に歩行もできるしパソコンも打て