世界に一つだけの日記
生活の役に立つ情報はネットの中に溢れている。
無駄を減らして賢く暮らす方法や、コツコツと資産を増やす方法など、生きる上で役に立つ情報が無料で山のように手に入る。
僕もお役立ち情報の中から実践していることがある。アレっと疑問に感じて調べることが出来れば、大量の経験や知恵を取捨選択できる。いい時代になったものだ。
暮らしに必要な情報は既に沢山あるから、賢く暮らせるようになった先の生き方を探している人、実は増えているのではないか。
これがあるから乗り切れる。これの為に頑張れるといった生きがい。気兼ねなく移動可能になったら海外旅行をしようとか、自分への投資としてお金と時間を使おうとか。一週間、一ヶ月、一年先の目標を持ちたいとか。
2020年以前の生きる糧と、2020年以降の生きる糧が変わった人もいるかもしれない。僕もその一人だ。
以前は一人で満たされる活動が出来ていれば満足だったけど、2020年以降は考え方が少し変わった。自分の作ったものが誰かの楽しみに変わるとしたら、それってとても幸せなのではないかと考えるようになった。
元々ウェブで日記をつけるのは好きだった。そこを踏まえて上記の変化があったから、今は毎日Macに向かってキーを叩いている。
頭の中にあるぼんやりとしたイメージを言葉に出来たなら、世界に一つだけのコンテンツになるのではないか。
ただの日記。誰でも書ける日記。それを書いているのは部屋と世界の中でたった一人の僕だけの日記。
規模が壮大だけど、日記を書き続けた未来は面白そうだ。
仕事や学校に行かないといけない毎日。
自分を縛るものなんて本当は存在しなくて、好きな時間、好きなタイミングで行きたい場所へ行って、会いたい人に会えたら。
写真や文章の中では望んだ通りに自由になれる。未来では翼の生えた自分に生まれ変わっているかもしれない。
書き続ける行為には、それだけの力が備わっていると思うのです。