『スリザー』を見た。

映画『スリザー』を見た。
映画のネタバレを含みます。

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内容紹介

森へ落ちてきた隕石には、未知の生命体スリザーが潜んでいた。偶然森に向かったグラントは隕石に近づいてしまい、スリザーに寄生される。寄生されたグラントはブレンダを連れ去り、牧場の動物を殺して肉を集めて回る。

完璧な化物になってしまったグラントを追いかけていた警察は、倉庫の中で球のように膨らんだブレンダを発見する。だがそれはグラントの罠だった。突如ブレンダが破裂し、体内から大量のスリザーの幼虫が放たれる。

感想

ホラーコメディと聞いていたので、おふざけもあるモンスターパニック映画だと思ってみたのですがそんなことはなく、ずっと怖いモンスター映画でした。誰だよジャンル書いた奴、出て来いよ。

クリーチャーのビジュアルが非常に不気味。片腕だけ延びるグラント第1形態、ウルトラマングレートのゴーデスみたいになったグラント第2形態、床と一体になったグラント最終形態、肉食わされすぎて球体みたいになったブレンダ、どれも思い出したくない。なんか全部肉感がすごい。

一番見た目が最悪だったのは、グラント第3形態に栄養補給するため取り込まれていくシーン。食欲をぶっ壊されて腹だけ異様にデカくなった人間が自分から歩いてグラントにくっついていくと、体ごと取り込まれていく。マージで具合悪い、めっちゃ良い。

そういう生態が見えてくるのも怪物っぽくて良かった。寄生したらまず数を増やしてワーカーを作る、ワーカーができたら肉を集めさせて、ある程度集まったら栄養を貯める奴を作って、栄養が貯まったらそいつごと吸収する。こういう生き物すげー居そう。怖い。

孤独だったスリザーがグラントを通して愛をしり、名前忘れたけど、ヒロインみたいな人に固執してたのも良かった。あと出来事が村の中で納まっててるのもよかった。ここで終わらせなかったら全部終わるみたいな、怪物と戦ってる感が。

あー面白かった。おススメです。