『シックス・センス』を見た。
映画『シックス・センス』を見た。
映画のネタバレを含みます。
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内容紹介
妻との団らんを楽しんでいたカウンセラー”マルコム”の家に、昔マルコムの患者だった”グレイ”が侵入してくる。グレイは「私を救ってくれなかった」とマルコムを叱責し、銃を取り出してマルコムと自分を撃つ。腹を撃たれたマルコムは意識を失ってしまう。
撃たれてから翌年、マルコムは"コール"という少年のカウンセリングを行っていた。問題行動を繰り返すコールに、マルコムは向き合い続ける。ある日、コールはマルコムに自分の秘密を打ち明ける。
コールには死者の霊が見えていた。
感想
何故だか分かりませんが、自分の中でこの映画は怖い映画の引き出しに入っていました。恐らく、どんな映画か調べた時にお化け出てくるという情報を見つけて「怖い映画やないか」と判断してやめたのだろうと思います。
そんな理解のまま見始めて、いつ怖いことが起こるんだと身構えて見ていたところ、だんだん「いや怖ないやんけ」と私の心の中に潜むミルクボーイの内海がぼやき始めました。お化けホラーだと思っていた映画の正体は、子供を通しておじさんが過去を乗り越えるハートフル映画だったでした。
ところがお化け登場から毛色が変わりだします。まるでコールの感じている怖さを追体験させるかのように、徐々に怖さがパワーアップしてくるじゃないですか。心のよりどころにしてたテントに知らない人が入ってるところとか、怖くて見たばっかりなのに記憶ないです。内なる内海も「やっぱり怖い映画やないかい」と言ってます。
この辺恐れおののきすぎて経緯が曖昧なんですが、お化けにも何か伝えたいことがある筈だと考えた2人は、妻によって殺害された少女の無念を晴らします。お化けが見えるのも悪いことばっかりじゃないと知ったコールは自信をつけ、母親に全てを打ち明けてハッピーエンドを迎えます。内なる内海は「怖ないやんけ」と言って帰りました。
これでマルコムの家庭も上手くいって完全にハッピーエンド……と思いきや実はマルコム死んでて、お化けになったおじさんが子供を通して過去を清算する映画でした。そういえばコールの母親と話してるシーン無かった気がするなとか、結婚記念日にガン無視されてたなとか、マジかよ!ってなりました。内なる内海もこれには大喝采です。
怖いかどうかは分かりませんでしたが、この映画が面白い事だけは確かです。