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『戦艦ポチョムキン』を見た

映画『戦艦ポチョムキン』を見た。
映画のネタバレを含みます。

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CZ4G3TF1/ref=atv_dp_share_cu_r



内容紹介

劣悪な環境で酷い扱いを受けていた戦艦"ポチョムキン"の水兵は、ついに反乱を起こす。

感想

無声映画、しかも合間に入る説明みたいな文章がロシア語で、内容わっかんね〜となっていたが、アマゾンプライムビデオには字幕機能があり、なんと無声映画の画面に写る文字すら字幕として出してくれるのだ。ところどころハチャメチャになるが、大概意味の分かる文として出してくれる。すごい。

アマゾンプライムビデオの感想は置いといて映画の感想。何章かに分かれていて、虐げられたポチョムキンの水兵が我慢の限界に達して反乱を起こす1・2章。ポチョムキンの影響を受けて立ち上がろうとした市民が虐殺され、それをポチョムキンが助けに行く3・4章。追われる身になったポチョムキンが艦隊を迎え撃つ5章と、60分程度の映画にしては凄い内容量じゃないかと思う。だからか、1個1個のシーンは物凄くテンポがいい気がするのに、再生時間を見るとまったく進んでなくて驚いた。

ポチョムキンが艦隊と戦うべく準備するシーンで、ポチョムキン内部の船員が何をしてるのかが詳細に描かれていて、当時の船ってこうやって動かしてたんだなぁという、映像の世紀見てる時と同じ気分になった。あそこまで詳細にやってくれるなら、迫りくる戦艦は敵じゃなくて同志だった!じゃなくて、戦ってるとこも見たかったかも。

あと結構ショッキングなシーンが多かった。こんな肉を食わされてるんだぞ!って水兵が出してくる肉にウジがめちゃめちゃいたり、撃たれた子供が踏みつけられまくったり、精神が上振れてない時に見るとしんどいかも。

こういう、見たら「へ〜」ってなるけど、面白い?って聞かれた時に「うーん」って唸っちゃう映画、評価に困る。いい言葉がないものだろうか。

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