『ジョーカー』を見た。
映画『ジョーカー』を見た。
映画のネタバレを含みます。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08271L1HM/ref=atv_dp_share_cu_r
内容紹介
景気と治安が悪化していく街で、母親の介護をしつつ売れないコメディアンを続ける”アーサー”は、やることなすこと上手くいかず、鬱屈した日々を過ごしていた。
ある日、アーサーは同僚のコメディアンから、一丁の拳銃を貰う。
感想
徐々に加熱していった暴動が、ジョーカーのテレビ出演によって大爆発したところは凄い良かったんだけど、そこにいたるまでがあんまりおもしろくなかった。なんでだろう。
仕事中に看板盗まれてボコられるとか、好きだったコメディアンに嫌ないじり方されるとか、うれしかったこととか信じてたものが大概妄想だったとか、うわぁってなる要素は多かったはずなのに、嫌な気分になりきれなかったからかもしれない。
なんで嫌な気分になりきれなかったか考えてみて、こいつは”やる時はやる人間だ”と分かったからだと思った。看板盗まれてボコられてる時は何もできなかったけど、銃を手に入れてから同じようにボコられた時は普通に撃つし、逃げた奴もちゃんと追いかけて撃つ。だから可哀そうな目にあってたり、これから可哀そうな目にあうぞって時も、でもこいつ普通に撃つしなぁとよぎるので、いまいち乗り切れなかったんじゃないか。
あと、悪のカリスマだ!と聞いていたジョーカーが、情勢とか色々な物に祀り上げられて大犯罪者になった人っていうのが、想像と違って意外だった。過去作のバットマンを見たことがないので、見てみようと思う。