あんどりゅー

卍人生右往左往卍

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ありがとうPizza Love。間違いなくあなたはリアルだった。

昭和の通販番組を彷彿させるテロップで映し出される電話番号。紛れもなくPizza Love本人の電話番号だ。前代未聞のフックで始まるこの楽曲で一躍シーンに躍り出た彼だが、2023年の9月を持って引退していた。 原因はメンタルの不調だという。あんなにも借金に追われながら、あっけらかんとしていた様に惹かれていた人も多いはずだ。そんな彼でもやはり心が折れてしまう瞬間があったのかと思うと、同じ人間だなんだなと少し愛おしくも思えてしまう。 Pizza Loveとはなんともまあふざけた

    • インドネシアのバンドが良すぎて、近頃夜も寝れネシア

      は??? インドネシアのバンドが想像の2億倍カッコイイので紹介します。想像の2億倍です。言い過ぎました。 みなさんインドネシアって知っていますか?国旗はこちら🇮🇩。シンプル。ぶっちゃけそんなにイメージが湧かない国な気がします。観光地って何があるんだっけ?アジア?仏教?イスラム?ジャカルタ?バリ島?近頃首都移転するんだっけ?なんだ知ってるじゃん。 日本からしたら「途上国でしょ?」くらいの感覚を持っている人が多いかと思いますが、もうすでに途上国ではなく、経済成長率は上位かつ

      • When We Were Young Festivalに行く人へのアドバイス

        行ってきました When We Were Young Fest 2023 @Las Vegas!人生初の海外フェス!久しぶりのユナイテッドステイツオブアメリカ!USA! 普段日本ですらほとんどライブに行かないのですが、どうしてもこのチャンスだけは逃せなかった。逃したくなかった。10代の頃の自分に死ぬほど自慢したい。「お前の夢、叶うからな」って。 フェスの名前の通り、「あの頃若かった僕たち」にはたまらないラインナップ。今回のWWWY2023にいこうと思ったのは、絶対にありえ

        • 【2023年版】思い出の曲達まとめ

          2023年の年明けに新卒で入った会社の退職を決め2月に退社。新しい仕事を始めたかと思えば8月末で退社し、この年の瀬に至るまでずっとニートしていました。あんどりゅーです。 今年は電車を使っての外出はほぼなかったこともあり、音楽に触れる時間は相対的には少なかった体感ではあるけれど、その分車で移動していたので実際は平年よりも多くの時間、音楽を聴いていたと思います。おかげで音楽と景色がいつもより密接に結びついているなと感じています。少しだけ思い出の彩度が上がって嬉しいです。 今ま

        ありがとうPizza Love。間違いなくあなたはリアルだった。

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        • 日々
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          23本

        記事

          無職備忘録

          いろいろ落ち着いて、ここ三日は特にイベントがない日々が続いている。何故かというとギックリ腰になったからだ。 ニートにとって日常がいちばんの恐怖対象で、何もしないという空白に圧死しそうになる。だから極力体を動かすようにジムに通っていた。 おとといギックリ腰になった。終わった。 何もできない。外に出る気力が一気に削がれた。 だから心が荒んでいる。あまりにも心が荒みすぎて、いつものようにインスタのストーリーに心の中身そのまま出しちゃったみたいな投稿をしてしまった。いつもそうい

          高齢化率日本一の村でおばあちゃんの優しさに触れた

          「長生きしているといいこともあるもんだね。今は一人で暮らしてるけど好きな時に好きなことして楽しいよ」 駅はおろか鉄道すら通っていなく、コンビニなんてものもない。さらに驚きなのが信号機すらこの村にはない。まさしく山奥の秘境である。 それもあってか高齢化率日本一、若者の人口割合最下位、日本で最も消滅に近い村とも言われる場所。 偶然にも、そんな場所に辿り着いた僕が、素敵な出会いに遭遇した時のこと。 ◇ 8月末に仕事を辞めて、ニート街道爆走中です。まぁ爆走する元気もないんで

          高齢化率日本一の村でおばあちゃんの優しさに触れた

          槇原ドリルのおかげで原曲の良さを再確認した

          最近TikTokで耳にする槇原敬之の「もう恋なんてしない」のドリルMIX。 投稿日が1年前なのもあって、おそらくCHOBO CURRYさんの音源が元ネタだろう。 CHOBO CURRYさんといえば、全部俺の声シリーズでAwichのGILA GILAやFuji TaitoのCrayonなどをほぼ完璧?に再現してみせた才能の持ち主だ。 黒目線を入れられ、USのOld-School HipHopさながらParental Advisory Explicit Contentの注意

          槇原ドリルのおかげで原曲の良さを再確認した

          昨日、めっちゃ振られた

          切ない出来事がたくさんある人生の方が、振り返った時に色が足されて綺麗に見えるものだと思う。 だから僕はいつも、夏の空に思い出を擦り付けている。 その人は本当に素敵な人だった。 自分の幸せを自分の言葉で言える人で、些細なことでさえ幸せを感じられる人だった。トゲがなくて、けど芯があって、水のようにサラサラと澄んだ人だった。 久しぶりに会ったその日に、気持ちを伝えるかどうか死ぬほど迷った挙句、なんとも情けないタイミングで、心を絞ったように想いを吐き出してしまった。 相手の

          昨日、めっちゃ振られた

          [至極のCover]State ChampsのChicago is So Two Years Agoが良すぎたのなんの

          State Champs/Chicago is So Two Years Ago ってマジですか? ああ。そういえば中学生の時、好きな音楽に出会った瞬間の高揚感てこんな感じだったな。 居ても立ってもいられなくなって。けれど聴いてるあの時は深夜で。誰かに言いたいし、けどこの感動を分かち合える人なんていないし。 大人になった僕は20歳後半になっても、音楽の感動を分かち合える人もできずに生きて来たけれど、こうやって同じものに琴線を振るわせることができる「誰か」に向けて、言葉を

          [至極のCover]State ChampsのChicago is So Two Years Agoが良すぎたのなんの

          季節の狭間に、僕は「白い朝に咲く」を聴きたい

          「なんで精神が死んでる時って、シューゲイザーがこんなにも響くんでしょうかね〜」 徳島県出身。この字面を見ただけで、なんか期待感を持ってしまうし、妙にハードルが上がってしまう。 が、音源を聴いた瞬間、そんな心配は杞憂に過ぎなかったと気付かされる。 伸びやかな歌声に、軽やかかつ幻想的なバンドサウンド。 乾いた心に染み込んでいくような、そんなバンド「白い朝に咲く」。バンド名の字面を見ただけでも、心の澱みが流れていくような、そんな感覚を想起させる。 これもまたApple m

          季節の狭間に、僕は「白い朝に咲く」を聴きたい

          ガムを踏んづけたら、生きる気力が湧いた

          灼熱のアスファルトにこびりついたガムは、それはもうとろけていて、足を上げた瞬間に何とも言えない感触がまとわりつく。 接地した地面の感覚がいつもよりも重く感じた。「あぁ、これやったな」と。 犬のうんちの類でなかったことが幸いか。なんて考えたけど、都内の割と大きめの通りの車道内に排便する勇敢な犬と飼い主がいたらむしろ称えたい。 そもそも人間が住むに全く適さない気温の中で、愛犬を散歩させる人なんていないか。散歩は夜か土の上にしましょうね。 仕事で腰を痛めたので、リハビリをし

          ガムを踏んづけたら、生きる気力が湧いた

          突発的な孤独に苛まれて、僕はいつも夜を空振る

          そんな僕は一人、自宅から近いガストに来て、PCをポチポチしている。 お客さんは僕以外におらず、聞こえてくるのは厨房の奥から聞こえる談笑。 申し訳ない。 僕が来なければノーゲスで、締め作業も早く始められたであろうに。 自動で食べ物を運んでくれるロボットが僕の元へソフトクリームを運びにきて、「お食事を楽しんでにゃん!」などと吐き捨ててその場を去った。 夜を一人でどうやり過ごせば良いかもわからず、逃げるようにPCを持ってきたファミレスでも、人と触れ合うことなく時間が過ぎてい

          突発的な孤独に苛まれて、僕はいつも夜を空振る

          ずっと一緒に遊んでた友人がアメリカへ旅立った

          今まで見送られることばかりだったけれど、今回初めて友人の旅立ちを見送った。 思えば、僕がいろんなところへ無鉄砲に発つ時には、いつも周りに大好きな友達たちがいて、後ろ髪をフルパワーで引かれてばかりだったなぁ。 ふと、思い返す。 こんなことがなかったら、感傷じみた言葉を浮かべることもなくて。 小さな未来に訪れるはずだったであろう日々は、過去からの連続で。 脈々と続いてきた日々が絶たれるからこそ、一時的に失った感覚を今、とっても味わっています。 その友人はというと、今現在

          ずっと一緒に遊んでた友人がアメリカへ旅立った

          kurayamisakaのfarewellを聴いたら切なさが限界突破してしまいました

          春が始まり、新しいことがけたたましく身の回りで変化し、それに伴って見事、自分の精神的健康が乱されてます。 おかげで音楽がどこまででも響く響く。 ある文豪が、自分を追い込まないと良い作品が書けないように、自分はメンタルがきてる時に、音楽に対して共鳴する人間なんだなぁと、ちょっとカッケェじゃんオレ!なんて思ったりして、日々をやり過ごしております。 そんなまさしくうだつの上がらない日々を過ごしている時に出会ったのが「kurayamisaka」というバンド。 こんなん早くしな

          kurayamisakaのfarewellを聴いたら切なさが限界突破してしまいました

          蜃気楼

          駅までの道のり、地面に舞っている桜の花びらを見て、今年も気づいたら桜なんて散っていて、あっという間にエアコンの前でうだる日々が訪れるのかと、少しだけ辟易としてしまった。 実は春が苦手だったりする。 新しく始まる生活やコミュニティは最初はアクセル全開で楽しめるんだけど、持久力がないせいか、それともその場だけ無理しているせいか、夏を前にしていつも燃料切れになり、心も体もダウンしてしまう。 そんないつものことに今年も怯えながら、生ぬるい風をやり過ごす。 先日、家に食べるもの

          2023年はCDを買っている。なんかしらねーけど。

          2023年がぬるっと始まり、ふるさと納税で頼んだ米の定期便が届かないせいで、主食がないまま一周目を終えました。 さっき、1週間前に賞味期限が切れた納豆を食べたら、いつもより美味しく感じたので、これからはより発酵を促せたいと思います。 何が僕をそうさせたか、たった1週間でCDを4枚も買いました。 2022年に買ったCDは0枚です。なんなんですかこの差は。 「アーティストに還元したいから俺はCDを買うぜ!!」なんてことは到底できず、バチこり毎日サブスクにお世話になったおり

          2023年はCDを買っている。なんかしらねーけど。