人生は変容しながら流れていく
「満月珈琲店の星詠み」シリーズの今回は、副題が、
「メタモルフォーゼの調べ」となっています。
メタモルフォーゼとは、変容を意味します。
占星術的には、今までの「地の時代」から、
二〇二〇年十二月下旬に、「風の時代」に入ったのだそうです。
地の時代には、階級社会、物質主義、伝統、文化などに重きがおかれていました。
ところが、風の時代は、情報、横のつながり、自由、ネットワークなど、個々を重んじながらも協力していくような時代になるのだそうです。
とは言え、二〇二〇年末からしばらくは地から風の時代への移行期間だったのですが、二〇二三年三月二四日に、完全に風の時代が始まったというわけです。
これ自体が大きな変容です。
その時代の空気の変化に、人間もまたついていかなくてはならず、少なからず、その変化を感じ取って模索をしていると感じている人は多いのではないでしょうか。
私も、そのひとりです。
その模索は、今後もずっと続くのだと思います。そのことに不安を覚えることもありますが、考えようによっては、もっと自由に動けるようになったとも言えます。
そんな自分に元気をもらえる言葉が、今回もたくさんありました。
自由になった分、自分の責任、考え、行動がより強く問われます。とりあえず、何かの体制に従っておけばいいというわけにはいかなくなったのです。
そして、自分の心が変わると、相手の態度まで変わってきます。自分軸で自分の頭で考えて熱中して行動していると、回りの雑音は気にならなくなってきます。
こうすることで、人生のどんな嵐もくぐり抜け、きっと自分の成長に繋げられて、人生の変容を味わうことができるはず。
そんな励ましで背中を押されたような読後感でした。
今年は新年早々大きな地震があり、まさに大きな変容の中にいきなり投げ込まれた感じがします。
小さな存在である人間にできることは限られていますが、それでも、自律と自立の精神を持ってすれば、きっと変容したあとのより自由になった自分に出会えると信じています。
今が踏ん張りどころです!
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