![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149678070/rectangle_large_type_2_a5edf29c34f7fa5df711e2fe98988dab.png?width=1200)
Photo by
kazumi2900
充分に生きたら道を譲る
「弱いものから狩られる。そういうものだよ」
「弱いものが死なないと、行き詰まるからね」
「もう充分生きたから、死んでもよかった」
猫の島と言われる竹富島が舞台のこのお話。
これは、その話に登場するおばあさんが言ったせりふです。
じつはこのおばあさん、昔、海でおぼれかけていたときに、人間に助けられたことがある猫の化身です。
ここでは詳しくは書きません。
ご興味があれば、是非、読んでみて下さい。
人間であれ動物であれ、逆らうことができない自然のことわりを改めて思い出させられて、ぐっと胸に響いた言葉でした。
充分に生きたら道を譲るのが、生きるものすべての正しい道だと思うのです。
そのためには、まず、充分に生きたと思えるように、生き尽くさなければと思うのです。
漫然と生きて、ただ命を永らえることで、後の世に行き詰まる現状をつくってはいけないと思うのです。
年をとったら弱る。
弱ったらいづれ命を終える。
自分がいなくなった後にも道は残る。
「譲った道に花が咲くように生きたい」
そう思った今朝の読書でした。
いいなと思ったら応援しよう!
![Andrea@ポジティブマインドクリエイター](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/32984169/profile_1a4ad2d22428cc281f9166b4152777cb.jpg?width=600&crop=1:1,smart)