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飲食の未来

2019年1月6日

今回は我々「飲食業の未来」について考えていきたいと思います。

現在、IT化の時代が進んでおり、あと数年で飛躍的に加速すると予想されています。
ロボットの時代がすぐそこまで来ています。
我々も既にその技術を活用していますね。
・デリバリー代行のウーバーイーツ
・タイムカード管理のスマレジ
・新店舗に導入する自動調理器ロボシェフ

など。

ただし、AIの発展によりロボットが人間の雇用を奪っていくという問題が出てきています。
10〜20年後には、今の職業の約半分が無くなると言われています。
今の大学生などは、就職に向けて難しい選択を迫られているかと思います。
なくなってしまう職業に就いてしまっては大変ですからね。

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代表的なのは、タクシー運転手ですね。
自動運転車が街中を走るようになったら、確実に減っていく職業です。
ウーバーイーツの宅配もその内ロボットが運ぶ事になるのでしょう。

我々も他人事ではありません。
奪われそうな職種トップ10に
料理人、給仕、レジ係と3つもランクインしてしまっていますw

飲食や農業など、同じ作業を繰り返す職業はロボットに取って代わりやすいと言えます。
既に、はま寿司ではご案内はペッパーくんが行いますし、
ファミレスの注文はiPad で、バッシングもロボットが行う店舗もあるそうです。

飲食店自体が消えて無くなる事はないですが、1店舗当たりで働く人は確実に減ってきます。
券売機がオーダーを受け、ロボットがご案内してロボシェフが調理する。

我々の存在価値とは?

「人口減少」「高齢化社会」「食の中食化」など課題は多いですが、、

プラス要素もあります。

①インバウンド

今日本は、世界中から観光客が押し寄せる観光立国となりつつあります。
昨年は予想を大きく上回る3000万人が日本に来たそうです。
我々もすでにその恩恵を受けていますね。
東池袋店や秋葉原店の売上は、外国人旅行者が押し上げています。
旅行者というのは、お金を使いますし、食事はやはり外食中心になります。
食は、旅の目的の一つとなっており、日本の食文化は世界から評価されていますので、
その中でオムライスが世界から脚光を浴びる可能性は充分あると思います。

②アウトバウンド

インバウンドの逆、世界に日本文化を持ち出す事です。
すでに書いたように、日本食は世界に広く知られており、日本の料理を出す店は世界中で増えています。

日本料理店は、世界中に約12万店舗あると言われています。
しかし実は、その中で日本人が運営しているお店は1割に満たないそうです。
現地の人達が、現地向けに日本料理を提供しているケースが圧倒的に多いのです。
日本におけるイタリア料理みたいなものですね。
イタリア人が経営しているイタリア料理店は少なく、
日本人経営のサイゼリヤなど大手イタリアンチェーンが多くを占めています。

私がよく行くタイでもそうです。
首都バンコクでは、日本料理店が非常に多いですが、ショッピングセンターなどに入っている店は、
タイの会社が経営している日本食チェーン店が多くを占めています。

我々も日本でブランド力を高め、海外にフランチャイズやライセンスで展開していきたいと考えています。

③AI・機械化

前回書きましたが、AIシステムや調理ロボットの登場によって、生産性が飛躍的に高まると思われます。
飲食業は労働集約型ビジネスですので、人件費がコスト構造上大きくなりますが、そこの効率化によって
利益率が上がればビジネスとしては戦いやすくなるはずです。
雇用という面ではマイナスかもしれませんが。。

諸々書きましたが、、
「飲食業はなくならない」というのが私の考えです。
ただし、今までと同じことをやっていては淘汰されていくのは確実です。
より良いものを、より安く、より多くの人に提供するために、我々は進化を続けていきます。

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