転職での給料交渉に成功した話
「わたしが家計を支えているので、これ以下の金額では難しいですね」
転職活動も終盤、内定はもらったものの、条件提示のところで以外に苦戦する給料交渉ですが、その時のはなし話をしたいと思います。
の続きになり、
のvol.12になります。
せっかく受かったのに給与がダウン提示
面接も和やかにすすみ、お互いの方向性の確認もできてあとは給料だなと思っていたところで、でてきた条件交渉の書面をみてがっかり。
けっこうな額のダウン提示でした。
今回、育休明けで子供もまだ0歳、働き方も残業をできたらしたくない旨をしっかり伝えていて、管理職から専門職へのチェンジだったこともありました。
業界的にも利益追求型ではないので、会社の給与水準もかなり低いので仕方ないかなと一時は思いましたが、やはり自分の最低限ほしいと思っていた給料とかけ離れているのはショックでした。
自分の持ち札を確認する
お断りしようと一時は考えましたが、これからしようとしている事業の方向性が自分のやりたいことと一致している会社がなかなかみつからなかったこともあり、給与交渉することにしました。
自分のできることや価値を面談から得た情報から会社のお困りをどう解決できるかをいくつか考え出しました。
・必要があれば残業できると伝え、具体的に家族との体制をどうするか伝える
・必要があれば管理職になるし、そのスキルがあることを伝える
・職種はある程度柔軟に対応することができる。その裏付けとなる過去のエピソード
これらを持ち札として交渉の場をエージェントに頼みました。
妥当な金額を考えて交渉したときに、伝えたこと
冒頭にでてきた会話のとおり、交渉では自分が家計を支えていることをしっかりいいました。
残念なことに、共働きでも女性の収入は家計の補助である、みたいな考え方をするかたはたくさんいらっしゃいます。だから少し減っても大丈夫だろうと思われることがあるのですよね。
わたしの場合は実際そうではなく、家計の大部分を支えているので、それをしっかり伝えました。この時には子供が生まれたばかりなことがプラスに働いたと感じています。
結果として、前職とほぼ変わりない給与で働くことができました。
働き始めてから、今の気持ち
結果として、給与に関しては若干下がりましたが、時給に換算するとびっくりするぐらい上がったので非常に満足しています。
わたしの場合は、前職での残業続きがなくなり、リモート勤務になったので結果としてフルタイムで働き続けることができました。
前職は遅くまで残業をすることが前提だったので、時短の選択肢になったり、ベビーシッターなどの出費で家計的にはもっとダウンすることが想像できたので、依然より時間だけでなく、お金の面でも満足度は高いです。
何よりも、一番大切だったのが、交渉して成功した、ということが自信につながりました。自分の売りになる要素をアピールできて、他人に認めて貰ったという経験が今後もプラスになると思っています。
転職における、自分の市場価値については、とくにミドルエイジのかたがたは厳しい現実に直面する場合も多々あるかもしれません。
しかし、自分の価値に対して、低く評価されたとしても、違和感があれば堂々と伝えることは大切だと思います。自分への信頼につながります。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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それではまた次の記事で。ごきげんよう♪