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夜型にはさみしい、このセカイ。
私はおそらく夜型人間だ。10時起床・2時就寝の生活が、いちばん自分に合っている。だがこの体内時計に沿って生きると、世界の流れに取り残されながら日々を過ごしてしまう。何もかも後手にまわるので、なんだか損した気分になることも多い。
なのでせめて週に2日だけは早起きするぞと、スイートピー農家のパートに行っている。早起きと言っても、出勤は8時45分、通勤時間10分なので、8時に起きれば余裕で間に合うのだけど、それさえもたいへん。
今日は農家のパートの日だった。15時まで勤務して、帰宅。仕事自体はとても面白く、仕事仲間のみなさんもたいへん良い方たちなのでストレスはない。
しかし、早起きのストレスがえぐい。ねむい。そのため、パートの日は帰るとぐったり。小1~2時間ボーっとして、眠たいときは寝て、夕飯時になる。でもどうせ夫もまだ帰ってこないので夕飯を作る気にはならず、とりあえずお菓子を食べる。
そんなこんなで、だいたい18時くらい。この頃から、だんだん元気になってくる。noteが書きたくなってくる。本が読みたくなってくる。しゃべりたいことがあふれ出す。タップダンスの練習にも元気に行く。
このバイオリズム、世界の流れとおおむね食い違う。
カフェでnoteを書いたり本を読んだりするのが好きなのだけど、閉店時間にノってくる。友だちや家族と語りたくなったころ、みんなはお休みモードに移行していく。自分が元気なとき、世界は静か。ちょっとさみしい。
そんななか唯一、タップダンスのレッスンは、21時までやっている日がある。夜時間に大汗をかきながら練習できて、本当にありがたい。先生の体調は、心配にはなるが。
世界は朝型の人向けにつくられている。日中にやるべきことをガンガン片付け、夜にはチルモード。そういう生活を送る人が暮らしやすいように設計されている(実際できている人が多いのかはさておき)。
朝活や5時起き生活などという、私には到底なしえない習慣を、軽やかにやってのける人もいる。そういう人はたいてい、生産性が高く、結果も出し、丁寧な暮らしをしているように見える。見るからにデキル。さわやか。まさに朝の具現化。
朝型の生活はよきものとされているし、朝型の人のイメージはキラキラとまぶしい。
いいなあ。だけど、私にはできないなあ。
夜型もすこやかに生きられるといい。よき夜型生活を送られている方にお話を伺いたいです。