冨永愛というスタイル
少し前になりますが、冨永愛さんのトークイベントに行ってきました。
意図せず前回に続いてまた本の紹介になってしまいますが、6/28に発売された「新・幸福論 生きたいように生きる」のイベントで、70名限定という奇跡的な枠に入ることができました。ご本人とお話ししながらのサイン会、握手付きです。
「おしゃれ大好き!」がびしびし伝わる方々に混じり、そわそわ待つこと30分・・・・・「同じ人間?」と思うくらい別次元のご本人が現れました。
「スーパーモデルってこういうことなんだ・・・・・・」
間近で見ると、本当に輝いてる。「美しい…」のひとことでした。
トーク前のフォトセッションではポーズを変えるたびに会場からため息が漏れる。誰もが「撮れる枚数だけ撮る…!!」と連写の嵐。全ての動作を目に焼き付けたい…!、釘付けでした。
肝心のトーク内容はというと、本に書かれていることを中心に、いまの生活で大切にしていることや、これまで冨永さんを作ってきたもの、未来の自分についてなど、刺激になるお話ばかり。
冨永さんを知る人には有名な話ですが、海外でとても苦労された話やコンプレックスなど、聞いている人が共感する話もたくさんありました。
話しの内容もさることながら、トーク中はご本人のフランクさも印象的で、これも冨永さんの魅力(ギャップ?)のひとつだなぁと。
最近は自宅でトレーニングしているそうですが、ウェアに着替えて「さあやるぞ!」と思って、ソファに座って早20分・・・なんてことが、冨永さんレベルでもあるらしい。 とか、「言動や人に見られることで気をつけていることは?」という質問に対して、「昔の言葉を使わない」と即答したり(相模原のギャルでしたもんね…) 真面目な話にも必ず笑える要素を入れてくるサービス精神。中身も外見も尊敬するところしか見当たらず。
まるごと冨永愛みたいになりたい、と思わせる、まさに冨永愛というスタイルを伝授される時間でした。
トーク後のサイン会も、参加人数の少なさからか、いわゆる"はがし"といわれる時間制限がなく、一人一人が話したいことを伝えきったら次の人、という、これまたサービス過剰ぶり。
待ち時間で余計に緊張が増してしまいましたが、前の方々の熱量を超えるお話しができる自信がなく、当たり障りのない話でご対面を終えました。
ご自身はファッションやおしゃれが好きというよりも、「モデルという仕事が好き」と断言されていて、ポージング見ていても、自分の写り方うんぬんより「服をよりよく見せたい」という思いが伝わってきます。
ただ、こういった自分の本のための撮影になると、自分自身を写してもらうことになるので「どういう風に表現したらいいかわからなくて困る」とも話していました。
「冨永さんでもそんなこと思うんだ、でもそのままで十分素敵です。そして自分もそうありたい。」
その場にいた誰もが同じことを感じたであろう、貴重な時間でした。