とうとう山暮らし 9/36
西米良村地域おこし協力隊に着任してから9ヶ月。
今回はちょっと地元開催のトレランの大会の話をしようかな。
あらためて思う。やっぱ、トレランっていいわ
山を走る喜びを知った場所がここ「鏡洲の森」(宮崎市・加江田渓谷)
今年もつい先日[5月19日(日)]、「鏡洲の森トレイル」が開催された。もうかれこれ11回目。プレ大会から数えたら、12回目になるのかな。スタート時の名前は「加江田トレイルランニング」。地元の人が「ここは加江田ではないよ」という言葉から「鏡洲の森トレイル」になったとか。まあ、そりゃそうだ。ただ、今ではこの“鏡洲の森”という言葉がよく似合う。
当時、高千穂の峰のてっぺんを目指す「霧島登山マラソン」(高原町)といったものに出たことはあったが、トレイルランニングという言葉を知り、その冠がついた大会に出たのはここが初、自分の原点といえる大会。そしてこの大会が行われる加江田渓谷&双石山が、いわゆる“ホームマウンテン”となった。家からも近いしね。
地元の人たちとの関係性がよくできている大会
この大会のいい所は、鏡洲の人たちが大勢、大会運営に携わってくれているということ。前日から参加賞の袋詰めに前夜祭の準備まで。色々と動いてくれる。ホント皆さんには感謝しかない。そして、参加者全員が楽しみにしているのが前夜祭でふるまわれる“チキンカツ”。地元の養鶏農家さんが直前に揚げてくれて、アツアツでホント柔らかくて、ホント最高にうまい。
そして、やっぱりここの売りは何と言っても「ドボン」
この「鏡洲の森トレイル」で欠かせないのは、間違いなく「ドボン」。この「ドボン」っていう言葉って、ここが最初じゃないのかな?? と感じるくらい、「鏡洲=ドボン」となっている。ちなみに「ドボンする」とは、滝壺や淵等に飛び込むこと。水が豊富なここ“鏡洲の森”には、渓谷沿いの加江田川はもちろん、山の中には谷があり水が流れ、淵があり、いたるところに「ドボンポイント」がある。
他にもロープ場あり、奇岩あり、這いつくばって上がる尾根もあり、ジャングルのような草木に苔もある、ここは素晴らしくアドベンチャーでワイルドな場所。超贅沢な大人の遠足が楽しめる場所がここ“鏡洲の森”だ。
こんな遊びができるトレイルランニングはやっぱり最高。そして自由
泥んこになって、尻もちついて、それでもみんな笑顔。普段の生活やロードランニングにはない喜びがある。走るだけでなく、歩いてもいいし、立ち止まってもいい。景色を眺めながらみんなと話しても、お菓子を食べても、ルールとマナーさえ守れば、なんだって自由だ。いくつになってもこんな遊びができる体でいたい。トレイルランニングに出会えて良かった。
さあ、みんなも山に行ってみらんかい??
では、また。
写真は上の一枚以外すべて、永易さん @kaz_nagayasu ありがとうございました。そして動画担当の大嶋さんもお疲れさまでした!
あと、鏡洲のみなさん、選手のみなさん、ボラのみなさん、UFの高木さんに柳田さん“おつかれ山”でした。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?