セーターのダーニング

数年前に、従姉妹からお古でもらったカシミアのセーター。
お古ということもあって、気軽に部屋着として、すぐそこまでの外出なら上からコートを羽織って…と毎日のように着ていたら、2年目には、とくに摩擦のかかるところに、いくつも穴が空いてきてしまいました。

気軽にカシミアを着られるのがとてもよくて手放しがたいので、ダーニングで穴を繕うことにしました。

　ダーニングの糸には、毛糸を使いました。

　こんなに穴が…

ダーニングマッシュルームがないので、ボール紙を下に入れて代用しました。

まずは縦糸から。
強く引きすぎないよう、ふんわりと糸を並べました。

横糸。
　(ダーニングマッシュルームのカーブがあると、糸を寄せたり、目をまっすぐに整える作業がもっとやり易いだろうと感じました。)

薄くなっていたまわりのセーター生地も、大きくカバーしました。

その他の穴も

塞ぐことができました。

ダーニングした部分は毛糸で厚みが増して、さらに暖かいセーターになったような気がします。