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俺たちの箱根駅伝 下 池井戸潤

ついに迎えた1月2日、箱根駅伝本選。
中継を担う大日テレビのスタッフは総勢千人。
東京~箱根間217.1kmを伝えるべく奔走する彼らの中枢にあって、

「勝者はつねに一握りで、多くのものは敗者だ。敗者にだって人生はあるし、敗者だからこそ得るものがあるんだよ。敗者は負けを認めることで勝者になる。」

 箱根駅伝は、こんなに素晴らしい話だったのだなと、感動しました。

 箱根駅伝はとても好きなスポーツなのですが、こんな切り口のドラマは本当に読んで良かったです。

2008年の箱根駅伝、原晋は学連選抜監督としてチームを4位(参考記録)に導く。

 選手のリスペクトに基づくお話だと思いました。

 何もかもが素晴らしい。
読んでよかった、本当に素晴らしい本でした。


 読み終わった後、走り出したくなるそんな気持ちになるお話でした。

 もちろん、この本はおすすめです。

 来年の箱根駅伝の前にもう一度読みたいです。


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