練習、サボる

昨日は朝からバタバタ。午前中は人間ドック。その帰りに久々の食糧買い出し。帰宅後、買い込んだ食材を下処理し、保存。ちょいと横になり、夕食の支度。その片づけをして入浴を済ませて、早々にベッドにもぐった。

J-WAVEのRadio Sakamoto という番組の録音を、you tubeで聞いた。https://youtu.be/DUR1NkMBnno?si=fegSXkkriEYul94W

もう、何度も何度も聞いている。大好きな回だ。

2009年3月放送。坂本さんは「out of noise」というアルバムを、ユキヒロさんは「Page By Page」というアルバムを引っ提げての、お二人による全曲試聴大会だ。昨夜耳にとまったのが、ユキヒロさんのアルバムの最後の曲、「valerie」。https://youtu.be/IMSGLgOYCBA?si=34iTjByz6WBrTWaL
・アップライトピアノには独特な親密感がある
・子どもの頃を思い出す
・近所の家から流れてくる、練習中のソナチネみたいな感じ
この曲をバックに、上記のような会話が交わされていた。

あぁ～、わかる・・・。私はその感じが、子どもの頃から好きだった。今でも、ご近所からお子さんの練習中のピアノの音が漏れてくると、思わず立ち止まるほど、好きだ。

そう。うまければいいってもんじゃない。愛嬌のある音っていうか、おてんばな音っていうか、そういうのが、たまらなく愛おしい時がある。

な～んてことを思いながら眠りに落ちた。

自分の愛着と、取り組みたいことと、目の前のレッスンが、かみ合わないと感じることがたまにある。昨日がそう。そういう時に、バッハやチャイコフスキーに夢中になれる気がしないから、昨日の夜はレッスンのための練習をサボった。

駆け出しのソナチネの音が愛おしく大好きなのに、未熟な自分の演奏が今一つ好きになれないのは、私が大人だからなのか。それとも、自分だからなのか。単純に好みじゃないのかな。そんなことを思いながら、今日はレッスン曲に向き合うつもり。何かわかるまで、もう少し続けてみるか。