毎日読書ログ【#6】
こんにちは、あんちょびです🐟
クリエイティブなセンスを磨くため、毎日、1つの短編小説、1つのエッセイ、1つの詩を読むようにしています。
今週は下記のテーマに沿って作品を読んでいこうと思います!
【短編小説】鼓の音:田中貢太郎
「若い子」ということは座敷童子とかそういった話かな?と思いきや、そういうわけではなかったです。
主翁は幽霊のような存在が家に取り憑いていても、派手に驚くことも一刻も早く追い出すこともせず、わりと冷静なのがなんだかすごいなと思います。 家の中から鼓の音がしていたら、婢のような反応が普通な気がしますが…不思議ですね。
【エッセイ】創作余談:太宰治
編集者から創作余談を書いてくれと言われて書かれたエッセイ。
筆が進まないと言いつつも、「晩年」は241ページを3夜で書いたと…。 原稿用紙が1枚400字なので、単純計算で96,400字。そして、今のように書き直しがすぐにできない環境で書いていたと思うと、筆が乗るとかなり早いのだと思いました。
また、「常識は、いいものである。これには従わなければいけない。けれども常識は、十年ごとに飛躍する。」とあり、今はその常識も10年どころか1年単位で変わっているので、常識というものが変わる速さがだいぶ早くなりましたね…😓
【詩】鴎と月:櫻間中庸
カモメが月を追いかけている様子を描いた詩です。
「童話風景」という副題があり、難しい言葉もなくシンプルな情景が描かれているので、こういう詩を童話として子供に読んでもらうのはいいかもしれないですね!
それではまた!
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