【6年目の事業計画書】 〜深掘りされるの巻〜
事業計画書を作るという話の続き。
これを企業理念にします!と高らかに宣言した
「今のアナタ」にワインを寄せます。
だと、お客様に向けての言葉で、会社の存在目的、行動規範となる考えとは違いますねぇとゆう事で、やり直しです!笑!
そこで、深掘り。
なんで「ワインなの?」と、聞かれ、え、ワインしかないから、、ずっとやってきたから、、と、オドオドしながら答えるありさま。まるで、”チコちゃんに叱られる”です。
なんでワインなんでしょう。
ポカーンとする私に向けられた4つの質問。
・ワインを選ぶときに何を大切にしていますか?
・お客様と接するときに何を大切にしていますか?
・アンケヴィーノはどうありたいと思っていますか?
・それらが社会に与える影響はなんだと思いますか?
初めはありきたりな事やいつも口にしている大切だと思っていることを話していましたが、次第に深掘りが進み、私は挑戦し続ける生産者のワインに感化され、お客様にも画一的な味やお好みだけではなく様々な可能性に挑戦してほしい、可能性を広げる場や機会を提供したいと思っていたことに気がついたのです。
アンケヴィーノは少しづつお客様の可能性を広げていくことに挑戦し続ける。
可能性を広げることに臆することなく、人生の豊かさや楽しみを発見し感動が溢れる社会、豊かな食文化、多様性が認められる未来。決まりきった事に縛られないでほしい。挑戦し続けることに寛容な社会であってほしいと同時にそれに貢献したい。
そこで導き出した、修正版!
《アンケヴィーノの企業理念》
ワインを通して広がる可能性、進化への挑戦を支えてゆきます
そして、これを元に行動指針を考えました。(それは、何かの機会に発表しようかなぁ。)
何かに迷ったときは、ここに戻り、問えばいい。さまざまなことを振り返り、想定していく中でも、この理念はしっくりくるので、きっとこれだと思います。
ところで、ここで最初の質問「なんでワインなの?」に戻りますが、驚くことに、私にとっては特段、ワインじゃなくてもよかったことがわかりました。
ワインは私が実現したい事のためのツールだったのです。
こんな言い方をするとワインに対して軽薄なんだと思われるかもしれませんが、断じてそうではありません。めちゃ好きです!
ワインには土地、歴史、文化、造り手の想いや生活がぎゅうぎゅうに詰まっており、それは個性でアート作品。知れば知るほどに訳がわからなくて謎は深まるばかり。そんなファンタージー溢れるツールだからこそ、私は魅了されてそれをミッション実現のための手段として選んだのだと思います。
そして、面白かったのは、アートであるワインを合わせてゆく私もまたアーティストなのではないか?と言われたことです。頭の中にあるワインの引き出しから、その人となりを見て、合わせたり、寄り添ったり、ちょっと違う世界へ導いたりすることで、その人が進化する。ワインを味わった人が私のアート作品?え?だんだん訳わからなくなてきましたが…。
自分のことって、本当によくわからないものです。もう43歳なのに!
最後に、事業計画書は数年経ったら書き換えるべきもの、なんなら、マストです!
設立当初と同じ目標がずっと続くわけありません。とても大きな目標で変わらなかったとしても、社会や環境は変わります。だったら戦略を練るためにも随時見直すべきです。理念が変わったとしても恥じることではない。変わることは自然です。
そして、事業計画書を作るのって、たのしーです!笑!
モヤモヤしている個人事業主さん、おすすめです!
企業理念・修正版にOKが出たらそれを達成してゆく具体策を考えてゆきます。
そちらについても、気分が乗ったら書いてゆきたいと思います〜。